NewsPicksと幻冬舎がもめていた件

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業界の権力者が、若い世代によるスタートアップからビジネス切られて当たり散らしていることが話題になっていました。見城氏も、いつもの「義理や仁義や恩義」もよいですが、若い世代ともうちょっとうまく付き合えなかったのかなと思います。

kabumatome.doorblog.jp

さて、ビジネス相手にも義理を強いられるほど「本当に」義理一筋で生きてこられたとしたら、それはラッキーだったか、極めて特殊な環境にいたかのどちらかでしょう。そして、たいていは、自分では数え切れないほど義理を欠いてきたのに、まったく自覚していないか、他責にしてつじつま合わせしているだけです。

私は強いメッセージを出す「他人に厳しく、自分に厳しい」ひとに、これまで会ったことがありません。そうみえても「他人に厳しく、自分には甘い」けど自己評価が異常に高くて真逆のひとがほとんどで、一部の尊敬するひとが「他人には寛容だけど、自分には厳しい」です*1

「圧倒的努力」も立派ですが、努力を可能とする環境は当たり前ではありません。そもそも、水汲みしないで良いのはだれのおかげなのか、毎日安全な食べ物を口にできるのはだれのおかげなのか。「努力できる自分」を支えるすべてのなにかへの感謝の気持ちがあれば、努力など「がははっ!」と部下や読者やキャバ嬢に誇るものではなく、単なる義務にすぎないと気づきそうなものですが。

というわけで、若い世代によるスタートアップを応援するのが、私のこれからのテーマです。私たちの世代は、老害とよばれるひとに「尊敬してます!」とか「兄貴!」とか言って媚びつつ利用することに長けていましたが、これからの世代は全然違うので楽しみなのです。

肝心のNewsPicksは……私はサイトを見た記憶がありません。ただ、サラリーマン時代にその運営会社とよいビジネスができました。当時はSPEEDAだけだったような? オフィスも青山近辺でしたが、当時の私の勤め先の兄弟会社が建てた六本木のビルに、昨年の夏に移転していました。

*1:「他人に寛容で、自分にも甘い」ひとは存在しないように思いますが、心理学的に、進化論的になにかあったりするんでしょうか。石器時代で滅んでいそうな遺伝子的特性だとは思いますが。