いざとなった自己破産で借金チャラ?

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住まいの競売は、自己破産や任意売却云々とセットで考えるものです。そして同時廃止が云々、管財が云々といった話になり、住宅ローンを組んだ銀行と保証会社の債権者としての位置付けなど、こみいった難しめの話からスタートです。

「いざとなった自己破産で借金チャラにすればいいでショ」と言えるのは、なにも知らないか、もうそれしか選択できず腹くくってるかのどちらかです。たいていは前者の「なにも知らない」ですから、真に受けると大変なことになります。

私もそうでしたが、法律と金融リテラシーは20代で身につけておくべきだったのでしょう。でもまあ、ふだんのアレコレでクソ忙しいし遊びたい盛りだしで、つまらん話を調べようとしないでしょうし、仮に身につけようと思っても実感がわかないものに興味が続くはずもなく……。

そして、目の前の資金繰りに窮したひとが、そのメンタルでのんきに民法や自己破産の最適化をゼロから勉強することもありません。

借金取りや怖い出資者に追われ、睡眠をとれず、心が荒れ、すべてをだれかの責任にし、仲間が去り、体調を崩し、思考が止まり、一瞬でも楽な気持ちになれる何かに流されていくだけです。もっとよい方法があったのに、せめてあのときにアレをコレしていれば……といった「法律と金融リテラシーに長けた」ひとに蔑まれる状態ではじめて自己破産を理解し、腹くくるしかないことがほとんどでしょう。

自身や近いひとが資金繰りに窮してお金でもめたことは、私はありませんが、妻は、あります。縁も損も切って「地獄に堕ちろ」で終了でした。なんでも他責で、自分が助かることだけしか考えられなくなったひとに出せるお金なんてないんでしょう。