ともかく結婚指輪は10万円という話

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R25のヒロミさんの対談にある「若い頃はすぐ死ぬんじゃないかと思って焦っていて、生き急いでいた」が刺さりました。うむ、私も生き急いでいました。3時間睡眠で、朝の3時に起きて、3倍の密度で、ひとの10倍働いていたと自負していた頃が懐かしいです。

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私は長いこと35歳で死ぬと思っていました。中学一年では入学して最初にとなりの席になった女子が2回顔をあわせただけで亡くなり、翌年は8年間同じ通学路だった友だちが亡くなりました。その頃から、35歳で、森や古いお城やスキー場やとにかくあらゆる場所で血まみれになって死んでいる自分の夢をみるようになっていました。

それが35歳でも生き延びていました。まあ、そういうものだよねと思いはしたものの、35歳を迎えたとたんに、いとこのご主人が結婚式から何週間かで急死し、秘書だった当時の彼女が転職した先でボスがすぐに亡くなり、itojunさんも急死と、続きました。次は自分かなーと思っていたころに「肝臓ガン疑いアリ」といった診断をされ、あららホントかいなと、歩いていけた慈恵医大病院ですぐに精密検査を受けました。

もちろん急死が続いたのは偶然ですし、そもそも赤の他人ですし、さいわいにも肝臓ガンは「それよりあなた、尿酸値の高さをどうにかしましょうか」と説かれるくらいなんともありませんでした。

仰々しい精密検査の前には、ムダにいろいろと考えてしまうものです。そして検査の後には、ムダに行動力が発揮されてしまうものです。結果が出てから、目黒に100㎡のマンション買って、世界で一番大きくて住宅ローンとおりまくりだけど心がひからびていくIT会社から小さな会社に転職することを決め、入社(2月)の2日前に妻と結婚しました。

いま頃の季節、結婚指輪を買うために妻と銀座でアレとかソレとか巡りました。好きなの買っていいよと言ったけど、妻が選んだのはティファニーの10万円くらいのものでした。近ごろ読んだ、投資家のcis氏の本におんなじことが書いてあって、ふたりで笑いました。この頃から、朝3時に起きて仕事を始める暮らしも変わってきました。生き急ぐこともなくなり、いまでは「人生楽しまないと!」とか言ってるのですから、人間変われるものです。

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