英語ペラペラに外資勤め20年でなれるか

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私は外資企業に20年勤め、英語でのコミュニケーションは多めでした。それでも、何言ってるかわかんない、何てしゃべればいいのかわかんないことだらけでした。1対1での電話会議などはビジネス分野で私を日本人と認識しているのでまだしも、話題が広くなるランチなどは逃げたかったです。外国語でのコミュニケーションは私のコンプレックスのひとつです。

それでも、妻との極東ロシアの旅はスマホでどうにかなりました。よい旅になりました。ロシア語はほんと見ても聞いても、雰囲気でもわからないです。たとえば、鉄道の駅は英語で「ステーション」、フランス語で「スタシオン」。つづりはどちらもstationですから、ギリ、なんとかなります。でも、ロシア語だと「ヴァグザール(вокзал)」。ムリです。

そんな私たちのスマホ話を母親がお茶の先生にしたところ「あら、私も外国人のお稽古はスマホでやってるわ。去年から」だったそうです。通訳は同席しなくなり、いまは「スマホの通訳アプリを操作できること」が参加条件だそうです。

外国人からの質問で多いのは「成分と効果、そのエビデンスはどこを参照すればよいのか」「(道具ごとの)この素材はなにか。産地はどこか」といった斜めのもの、あとは茶人や日本の歴史的背景への興味からのものだそうです。日本人でも99%以上が知らないことを、「初めて聞いた日本語だけどどうしましょう」感を隠さない通訳を介して異なる文化のひとに伝えるのは難しく、スマホ使って自分でやるのが手っ取り早いのだそうです。

先生はNHK大河ドラマの監修などにも名前が出ているそうです。それほどの大御所でもいまや通訳つけず、自分でもしゃべらず、スマホの時代です。参加する側も英語などメジャーな言語ができなくてもOKですから、メリットも大きいです。

「大切なのは語学力ではなく、自分がなにを伝えられる存在なのかデスネ」で済ませらればいいのですが、突出した技能や才能もない私は、英語ペラペラを夢みてしまいます。20年英語まみれでムリだったわけですから、このままだと死ぬまで夢をみつづけられそうです。