副業や投資用マンションと脱税

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先日、顧問をさせていただいている会社に税務署の査察が入りました。私と違って、血の滲むような(実際に血を流しながら)努力で意地でも黒字を続け、ふるさと納税すらしない「節税への興味ゼロ」の社長です。やましいところなど一点もなく、終了です。

ちなみに、査察は現地に査察官、社長は遠くからSkypeで参加です。相手もSkype査察は初めてだったらしいですが、まあ、日本もだいぶさばけた国になってきました。

さて、話をきくと、査察したくなるような経緯が「なかったわけではない」のですが、それも勘違いで、業務委託契約の「先」にフォーカスしていた節があるようです。本体が脱税しているかどうかはどうでもよく、「副業をしている」業務委託先が納税ちゃんとしていないのでは?に賭けているようなのです。

みなさん、副業していても確定申告しないんですよね。投資用マンションをもってる「ふつうのサラリーマン」で確定申告しているひとも、どれだけいるのでしょうか。これまでに私は出会ったことがありません。

私も、9年前のやはり今ごろに呼び出しを受けたことがあります。ストックオプションの解釈がある日判決でコロッと変わったことで遡求されたものです。このときは、事前に会社から「お前らのリストぜんぶ渡しちゃった。個人情報だからって拒んだけどムリだった。ごめんごめん」といったメールが届き、どうやら「あいうえお順」にお尋ね連絡がきました。

いつの時代も、いつどこでだれにどんな情報がどんな経路で伝わるか、予測できません。仮想通貨なども含めちょっとした収入を申告しなかったがために、洗いざらい調べられ、それまでのマンションの収益にも「推定課税で重加算」食らったら「高級ランチとオーベルジュ」の豊かな老後どころではありません。

自業自得ですが、確定申告の指導を積極的にしている業者もまたいないんですよね。「クリエイティブな確定申告」を代行していた業者の話題はたくさんあるのですが……。