健康のために、豊かな老後のために、あなたのために

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「健康のため」に高いレベルの取り組みをしているひとも、病を患ったり、早くに亡くなったりします。赤いコーラやドクターペッパーを飲み干すのが日課のひとが、90歳を超えて元気だったりします。

私も、不健康とされることでも、脳によい影響を与え、ストレスを減らすのであれば結果的に健康をもたらすのが人間の免疫の面白いところだと思い、実践するようになりました。赤いコーラも飲むようになりました。いま思えば数年前の「同窓会にいったら、タバコ吸ってるのは医者のふたりだけだった」がきっかけです。

人間は免疫が司る生物ですから、その免疫のコントロールが大切です。ストレスが免疫を支配していることはわかっていますから、つまりは悪いストレスを生まない、ストレスをコントロールできる暮らしが健康な体を維持する「最適解」です。マウスの実験とか、わりとどうでもよいのです。

世の中の多くの「健康のため」にあるものは、逆にストレスを生み出すもとになっていることが多いように思います。高価ななにかが必要で、そのお金を無駄にしたくないから努力をするようなプロセスも、ストレスです(健康のため、にすると単価も高く設定できます)。計測可能な数値は変化しても本質的に健康かどうかは別でしょうし、大きな反動もあります。

「ワークアウトは自慰行為だ それより男は自己破壊」。筋トレは努力を裏切らないと言いますが、小学生の塾通いみたいな習慣を毎週、毎月、あと何十年も続けるべきかは、70歳、80歳から振り返っていま決めてもよいと思います。私はムリだと悟りました。自分が心から欲して、無理なく、ストレスなく続けていけそうなものを選ぶのが、就職氷河期世代の正解のように思います。

話それますが、「豊かな老後のため」も、本当に老後にたくさんのお金が必要なのか……だれかの手による、高い品質の高価なサービスを受けることは「豊かさ」のひとつかもしれません。ただ、それがないと自分の心が満たされないと考えているのであれば、「老後のため」をうたう、より大きなストレスと不安をもたらすかもしれない複雑な投信や投資用ワンルームマンションを買ったりする前に、やるべきことが山ほどあると思います。

「あなたのために という言葉は いついかなるときも 美しくない」。いろいろな解釈があると思いますが、なにごとも「自分のため」でいいと思っています。なにかを、だれかを信じたり期待するのはやめて、自分を信じることに集中すれば裏切られることもありません。悪いストレスも生まれません。これから何十年も、タダで続けることができます。

健康のために、豊かな老後のために、あなたのために。どれも、どんなひとにも刺さる万能フレーズを信じるのは危険かもしれません。古代ローマ時代からいつの時代も、もっとも信頼されてきた人間は詐欺師なのです。