「健康になるためなら死んでもよい」で稼ぐひとたち

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先週、父の二度目の心臓外科手術が成功しました。同じ日に飼い猫も「また別の病気じゃないか!」で動物病院にかけこみましたが、なんともありませんでした。札幌に暮らす妻の父親は末期がんですが、先日の大地震の影響かすっかり前向きになりました。

私も45歳という年齢にくわえ、まわりが病気ばかりゆえ、健康に気を遣うようになりました*1。健康の基本は食事と運動です。食事は妻がつくるご飯を毎日楽しく食べ、運動はApple Watchに言われるがままに体を動かしています。深呼吸もよいようです。これもApple Watchで楽しみながらできますね。

参考にしているのは「食事と運動、健康についての世界戦略(Global Strategy on Diet, Physical Activity and Health)」です(何度目だ)。全文ではなさそうですが日本語訳も探せばあるようです。

http://www.who.int/dietphysicalactivity/strategy/eb11344/strategy_english_web.pdf

一方で、ググると出てくる健康関連情報は参考にしていません。「健康関連のネタは9割が間違い」であるにもかかわらずネットで検索される内容の多くが健康関連という、いくらなんでもひどすぎるのが現状です。権威あるエビデンスをつけていても、解釈を誤っていたり、それ自体が撤回されているのが当たり前です。

芸能人、有名人が実践するという健康法や健康食品も「ただの怪しいビジネス」としてとらえています。

仕事中聴いているTOKYO FMに「健康管理組合がスポンサー」の番組コーナーがあります。ゲストには「健康診断は受けてますかー?」を聞くのですが、「健康になるためなら死んでもよい」あるミュージシャンが出たとき、健康について持論をまくしたて、東洋医学的健康法の宣伝をしたあとに「受けてないですねー」と答えたのが気になりました。

ググると、健康に命をかけた暮らしを20年続け、ある番組で健康診断を受けたら「そこらへんの、だらけたおっさんをも下回る結果が出て本人も驚いた」という記事が目に留まりました。健康ビジネスで稼ぐためには健康診断を受けるわけにはいかないという事情……なんともいたたまれない話です。

健康診断は西洋医学的な云々でと思想的に拒否し、宇宙とつながったなにかの世界に踏み込むのもひとつですが、健康に長生きしたければ「まずは西洋医学の肯定」だと思っています。簡単に比較できる健康診断の数値を出さず、そんなことより宇宙と波動と生命がどうとか言われるとちょっとキツイです。

*1:もともとは「肝臓がん疑いでの精密検査」がきっかけです。