「嫁ブロック」を確実に突破する方法

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5年前の今ごろ、妻と新婚旅行に出かけていました。グーグルフォトが教えてくれました。お互い、新婚旅行やその手の旅行は何度目かだったのですが、ともかく、新婚旅行は行きました。

妻と私は「私の転職先入社日の前々日」に目黒区役所に婚姻届けを出しました。そのため(私の)新婚旅行は「特別休暇は使えず、入社から半年後から使える有給休暇」で行きました。そして、私はその会社に5年勤めてサラリーマンをやめて起業しています。

「嫁ブロック、なかったの? 特に起業とかで」。

ありませんでした。こちらから「嫁ブロックしないの?」と聞いたくらいで、「上場とか目指さなければOK。あと、サラリーマン辞めるとクレジットカードを3年は作れなくなるから、いまの70万円限度のワイジェイカード以外に、限度額優先でもう1枚つくったほうがよいよ」が答えでした。

古代ローマ時代から人類が抱えるほかの問題と同じく、これも「お金」があればどうにでもなります。「嫁ブロック」でググったりヤフったりすると転職コンサルや経験者によるまことしやかな対策や主張がたくさん出てきますが、結局はシンプルに「お金」の問題です。「少々の贅沢をしても、当面あるいは一生食いっぱぐれない」だけのお金があり、資産運用ができていればいいのです。

「収入が減ったり、引っ越しとか、子どもとかは?」。

そもそも「収入を減らす」転職や起業は論外でしょう。それなら、なにがあっても会社にしがみついて「やりがいは副業で」でよいのです。きれいごと抜きで「収入を増やすことが第一」にすべきです。やりがいとか心のなんとかみたいな「ふわっ」とした何かは、あとからついてくるものです。逆に言うと、入社前の「この会社にはやりがいがある!」は本人の思い込みにすぎないものです。

引っ越しや子どもについても同じでしょう。それらの問題があるなら転職など論外です。転職や起業という「不安定さ」は本人にはプラスを生み出す源になりますが、(自分のことを知り尽くしている妻はともかく)家族にとっては不幸でしかありません。「家族を巻き込む可能性がある」道を選んでも許されると思った時点で、取り返しのつかないことをやってしまっています。

「とはいえ、子どもを私立にとか、妻の交遊関係を考えると大手の社名は大切なんだよね」。

うぅ、そこか。ただ、「ネットだけで盛り上がる」小さなことを気にしても仕方ないと思います。私立学校は親の勤め先で選別などしませんし、選考では勤め先を一切不問とする学校も多いです。そもそも「勤め先が大手という肩書」も、マウンティング好きなひとが目指す「上の方の世界」では「どこかの民間企業に雇われているだれかです」という最底辺アピールだと自覚すべきです。

私立の選考で、タワマン住みでカイエン乗りの母親にドヤ顔されても、先生方は困ってしまうでしょう。学校設立に際し土地を寄贈した地元の名士、いくつもの病院を経営して多くの卒業生を雇用している事業家、どちらもすごい賞をとった教授夫婦、有名企業の創業者一族、皇室と濃い目につながっている、世界的な音楽家や芸術家、ほかにも日本や世界をつくったレベルのひとが来たら「ひょっとしてあなたは?」とたずねる世界です。その下にライセンサーなどが厚い層をつくり「無職の少し上」が十把一絡げのサラリーマン層だと思えばそう間違えてはいないでしょう。

まとめると、「嫁ブロック」を確実に突破するにはとにかく「お金」の力が必要です。これが解決できないのであれば転職すべきではないですし、妻はためらうことなく「嫁ブロック」すべきだと思います。

蓄えがなく、資産運用もしていないのに、WantedlyみたりLinkedinで「Hi!」と声かけてきた外人エージェントに乗せられて「意外と自分には価値がある。可能性がある」と錯覚した単純な男の目を覚ませるのは、妻しかいないのです。