見栄を捨てれば年間40万円浮いて海外旅行できるという話

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「ふたりで旅行に40万円を使って安かったとか言ってるけど、そもそもそんな金ないって」。これは、そのとおりかもしれませんし、案外とそうでないかもしれません。ただ、無駄な消費やコストを削るために「お金と向き合う」ことで、少なくないお金が出てくることは多いと思っています。

「無駄な消費やコスト」は、ざっくりと「見栄、付き合い、なんとなく」によるものと定義します。したがって、単なる節約とはちょっと違います。保険商品も、説明を受けながら実は理解さっぱりなのだけどふんふんうなずいて署名していれば、それも「見栄」でしょう。新技術などによる「革新的な」投資サービスや商品も、その実体がなんなのか理解していなければ「なんとなく」でしょう。

日本人の生命保険好きは世界でも珍しく、1世帯で年間40万円ほどがその保険料とのことです。税の控除もありますが、生命保険などを見直すだけで「夫婦ふたりでお盆休み8泊の海外旅行」は現実味を帯びてきます。

大手が広告する生命保険だけでなく、医療保険や「住宅ローンにくっついてくる」団信などの「金融商品の運用」は、ほとんどのひとが見直すべきと言われています。以前から書いていますが、わが家は分かりにくい年金や医療費負担の制度をひもとき、細かなシミュレーションまでしたうえでそれらを「ゼロ」にしています。

ゼロにしたあとでも「本当にそれでよいのか」と妻と一緒に、FP1級の父も一緒に、あるときはプルデンシャル勤め15年の知人も一緒になって見直していますが、方針が変わることなくいまに至ります。

また、「うちは資産運用してるぜ!はは!」という家庭も「運用コストを見直す」だけで年間40万円は簡単に出てきます。

ロボファンド、AIファンドと呼ばれる「いまどきのフィンテックっぽい、低コストが売りのファンド」も、実体はむかしっからあるラップ口座です。運用手数料や信託報酬の合計は先進国株式インデックスなどと比べて2%ほど高いものの、運用成績に有意な差がないのが実情です。

このような「未来を先取りしたかのような最先端、低コスト」商品でさえも、2000万円を運用していれば、運用コストだけで年間40万円を捨てているようなものなのです。

方法をいくら書いても「やらないひとはやらない、やるひとは何も言わずともやる」ので難しいところですが、なんというか、お金ないからとか言わず、同じ年代のひとが旅をもっと楽しめればよいなあと思っています。

お盆休み8泊の旅ではベタな観光地も多くまわったものの、「年金世代」の日本人や団体ツアーのバスを2、3回見かけたくらいで、同じ年代の日本人はついに1回も見かけませんでした。これはちょっと、淋しいのです。