観光地に来て、観光しない1日を過ごしてみる

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妻と旅するウラジオストクの最終日、3日目は、旅行者の観光スポットではない場所ばかりを巡りました。

雨降るなか、まずは要塞跡巡りです。中心街から車で30分ほどにあるその場所は、中国語や韓国語はもちろん、英語の案内もない施設でした。チケット売り場もありません。

入口で若い男のひとが話しかけて来ます。「英語ができないけどそんなガイドでいいかい?」「奇遇だね、ぼくも英語はできないから問題ないよ」「あはは」。というわけで、彼の「英語っぽい」ガイドで、地下要塞を隅々まで案内してもらいました。

帰り際に呼んでくれたタクシーは、どうやら彼の友人です。私たちはセルフィで撮られて2分後には彼のインスタにアップされ、そして彼の家に招かれ、お茶を楽しみました。

ソビエト連邦時代につくられた住宅にお邪魔するのは、不動産屋的にも心躍りました。東京によくあるようなワンルームの広さでおよそ400万円(240万ルーブル)だったそうです。共有部分は旧ソ連そのままで修繕もゼロです。年収の平均が50万円ほどという都市ですから、住宅の価格はかなり高そうです。

彼は12月に仲間11人と東京に来るそうです。めちゃくちゃ美しい彼女を自慢されながら、車で「観光客向けではないけど、オレがおすすめの地元で流行ってるお土産屋」に案内してもらってお別れしました*1

ウラジオストクではスマホの配車アプリも使いましたし、それはもう便利で全員におすすめできます。ただ、それを使わないことで、思いがけなく楽しい時間を過ごせました。

夕食は「TOKYO Kawaii」です。名前からして、日本語が通じそう……でどうにかなるだろうとお店に入りましたが、日本語も英語も通じません。英語のメニューも用意していない、ガチ現地需要のお店でした。

まあ、私たちも慣れたもので、最初からグーグル翻訳の出番です。店員さんのロシアっ娘はほんとにかわいくて、グーグル翻訳でほめまくって妻との写真を撮らせてもらいました。 クールな表情だったのが、めちゃくちゃ嬉しそうな笑顔になって、こっちも幸せになりました。

とまあ、現地のひとと一緒にたくさんの写真を撮った一日でした。

海外はほとんど仕事でしか行ったことがありません。旅の楽しさなど、分からなくてもよいとさえ思っていました。それが、毎日が本当に楽しい!です。よい旅になっていると思います。

*1:その前に電話でだれかと話していましたから、おそらく美しい彼女に場所を聞いていたのでしょう。ちなみに、地下要塞のガイドは入場料込みでふたりで200ルーブル、友人タクシーは「いいよ、いらないよ」とまでいわれましたが30分の道のりで300ルーブルでした。1ルーブル=1.65円です。