東京2020大会ボランティアへの応募

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日曜日のお昼はいつも「2020年 東京オリンピック」のマラソンコース沿いを妻と歩いています。東京タワーの近くにある妻の勤め先もマラソンコース沿いにありますが、業績がいいのか近いうちに移転してしまうそうです。自宅からもみられると嬉しいのですが、ぎりぎりムリです。

大会の運営を支えるボランティアの応募は、大会ボランティア、都市ボランティアともにいよいよ来月「9月中旬」から始まります。あわせて11万人。私も大会ボランティアの「応募にあたって」の条件はもちろんのこと、「積極的に応募していただきたい方」を満たしていると思いますので応募します。

tokyo2020.org

外資系のグローバル企業に3社、20年近くいたおっさんなので少し上から目線になりますが……こういった国際的な大会のボランティア活動は「最優先」で取り組むことをおすすめしています。

海外ではボランティアではなく「チャリティ活動」と言われることが多いかもしれません。グローバル企業では社内でもこのチャリティ/ボランティア活動の案内がポンポン飛んできます。英語レジュメのサンプルフォーマットには「必ず」チャリティ/ボランティア活動の経験を書く欄があることを知っている方も多いでしょう。

なにごとも「はじめの一歩」を踏み出すのは不安が勝り、大きな勇気が必要です。国際的な大会はそんな「はじめてのボランティア」にもってこいです。組織的な、体系的な運営が期待できる数少ない場です。「でも、英語……いるよね?」。いま英語しゃべれなくたって、あと2年もたてばペラペラでしょう。

動機は学生でもサラリーマンでも「就職や転職用の履歴書の穴埋め」が本心でよいです。学生のころから何度かチャリティ/ボランティア活動をしている私も「F1とかで海外にいって知り合いになったひとに、今度の東京オリンピックではスタッフやる不動産屋だよーとか言っておくと輪が広がりやすそうだな」と打算100%です。悪い意味で仕上がったボランティア人間です。

ネットで情報集めようとすると否定的なコメントしか出てこないわけですが……学生は「勉強だけでは余裕すぎるけど、遊ぶくらいならオリンピックのボランティアでもするか」、サラリーマンは「仕事は目標達成ばかりで税金もたくさん納めてるし、制度にある休暇とってオリンピックのボランティアやっても誰も文句言わないだろ」といったひとばかりが参加するのが現実です。

「就職や転職用の履歴書の穴埋め」目的での最大の問題は、日本の多くの会社では表向きはともかく「ボランティア活動が評価されない」ことでしょう。

面接するひとがやったことないのだから仕方ないです。ネットにあるような「こいつは勉強をしないで面接でのウケをよくするために云々」「ボランティア? それより仕事しろよ、スキルアップしろよ」ってひとばかりです。そんなときは、上司が外国人の外資に行きましょう。英語もペラペラになっているので何の問題もありません。もちろん、給与は日本企業の倍です*1

打算的でも打算抜きでも、やることや得られる経験、そして貢献した結果である「成果」は変わりません。(国内はともかく)国際的に認められる「感度が高く、行動力もある11万人」のひとりになれることは、評価されてもよいと思います。

*1:グローバル企業の地方支店レベルの日本法人ではなく、本気で現地本社採用を目指すときなどは、数多くの社会活動経験はそもそも必須です。採用を「勉強だけ妙にできるアジア人に偏らせないため」にこの経験を評価することにしたともいわれています。実際、社会に無関心で、勉強ができればいい、仕事ができればいいといった考えは、アジア独特のものでしょう。