15年ぶりにメインの証券会社を変えたときの手続きなど

f:id:tak_jp:20180615094227j:plain 先日、マネックス証券からSBI証券に乗り換えましたので、そのメモです。

私は2003年にマネックス証券に口座を開き、日本株投資を始めました。それはもうちまちまとしたもので、単元未満で売買する「ミニ株」投資とかやっていました。2010年に全財産を投じるまでは、投資ではなく「担当顧客の銘柄を買い集めて情報の感度をあげる」という、仕事の一環でしたね。

それから15年。当時は「マネックス一択」でしたが、情勢は大きく変わりました。いまでは「SBI一択」です。また、日本株取引ビジネスに明るい未来はないかもしれません。FXも2017年のドル円は過去最低に近いボラティリティで参加者はさらに減りました。仮想通貨は、うーん、まだまだずっこけたままでしょうか。年寄り相手の投信販売と不動産投資のセミナーだけが盛況なのは、不吉な予感しかしません。

ともかく、証券会社にとってはさらに厳しいビジネス環境になり、一方で大きな変動(=チャンス)の予感もあるなか、マネックス証券から、ひとり勝ちのSBI証券に乗り換えることにしました。

これまで、マネックスと他社とをあわせて、ざっとこれだけの口座で資金運用していました。これらを、移管や廃止などで少し整理するのが今回のゴールになります。

まず、日本株の現物は「マネックスから移管用の書類を郵送してもらって、いろいろ書いてポストに投函する」ことでSBI証券に移管できました。書類のお取り寄せはWebからでOK、移管手数料もタダです。

移管用の書類は「1枚で8銘柄だけ移管できる」体裁のため、たくさん銘柄がある場合は、何枚も書類を書く必要があります。かなり面倒な書類なので、銘柄を書く前に書類をコピーして使いまわすのがおすすめです(大丈夫でした)。さらに言うと、銘柄名も略称で書いてしまうのがおすすめです(大丈夫でした)。

移管中は「マネックスにもSBIにも株がない」という、とても不安な状態になりますが、これは待つしかありません。移管中に「このたびは移管ありがとうございます」とSBIからお礼の電話はありました。

そして、投資信託。手順としては日本株の現物に似ていますが、書類の取り寄せはつながりにくいコールセンターへの電話連絡が必要です。移管手数料は、商品あたり3240円(税込)です。

手数料「高い」ですね。幸い「レアル建のなんとか」とか「中国なんとか」とか「RBSなんとか」といった実験でもっていた投信はすべて償還され、3つしかありません。eMAXIS三菱UFJ投信)の新興国リート先進国株式インデックスTOPIXのインデックスです。

このうち、新興国における収益不動産にかける「新興国リート」はマイナスでしたので、移管せずに売却しました。税金の損益通算の仕組みと移管手数料から、マネックスで売却してSBIで買い直す方が低コストだからです。まあ、しばらくは新興国リートには手を出しませんが。

さて、先にあげた口座のうち、FXは自動売買で放置するためにアイネット証券のループイフダン口座を使い、仮想通貨はかつての仕事の縁でビットポイントジャパンを「強い信頼をもって」使っているので移行しません。

確定申告でもFXは「先物取引に係る雑所得等」、仮想通貨はただの「雑所得」として別々に申告します。口座をどこか1か所にまとめておいても何も便利になりません。

また、米国株マネックスがイチオシでしたので口座を開きましたが、友人の勤め先をガバッと買うも2年前にチャプター11(倒産)くらってそのままです。米国株は、口座への入金や出金の手順はもちろん、すべて「別腹」管理で面倒です。スマホ対応はないようなもので、操作の勝手も日本株と違う(違いすぎる)のです。そもそも、私は米国市場が開く前にはぐーぐー寝ているので、リアルタイムに売買しません。この口座は閉めます。

あとは、国債。変動金利で満期10年の「変動10」日本国債をガバッと買っていましたが、すべて売却しました。今回の移行のタイミングで「そもそもわが家のポートフォリオに日本国債は必要だっけ?」と考え、見直しました。元本保証の商品ですが、とりあえずちょっとだけ減っていました。この辺のロジックは調べていません。

NISAもひとまず口座を閉じます。これも使い勝手が悪いです。もともとやる気はなく、「東京オリンピックまでの中長期視点」でJR九州と(翻訳の)ロゼッタストーンの2銘柄だけを枠の目一杯を使って買って放置していただけです。ロゼッタはずっと絶賛マイナス中でしたが、つい先日プラスに転じてくれました*1SBI証券には「つみたてNISA」の口座を開いて投信(先進国株式インデックス)を積み立てていきます。

iDeCoは、2年前から個人型確定拠出年金の口座としてSBIベネフィット・システムズを選んで運用していたので、移行対象になりません。ただ、SBIと名前はついていて、SBI証券のメニューにiDeCoとして並んでいても、IDから何からまったくの別管理になります。まあ、そういうものなのですね。

*1:株式投資では、損益通算ができないNISA口座で損失が出てしまっていることほど不幸なことはありません。