あえて個人でロシア大使館にビザをとりにいった話

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スマホ中心の時代になって大きく変わったことはたくさんあります。この数年でのハイライトは、会社をつくって経営するのが本当に手軽になったことと、旅行などあらゆる場所に行きやすくなったことだと思います。どちらも「スマホがあれば、どうにでもなる」というのがすごいです。

お役立ち情報は集めるのではなく集まってくるようになり、手続きもはじめてのひとでも迷うことがないほどにシンプルになり*1、そして思いっきり安くなりました。起業したり、ちょっと珍しい国に旅したくらいでドヤ顔なんてできない時代です。

というわけで、「スマホがあれば、どうにでもなる」で2月に会社つくり、この夏にはロシア連邦の3つの州に旅することになりました。妻が計画してくれました。

日本のパスポートは世界最強という記事をどこかでみかけましたが、その世界最強パスポートをもってしてもロシア観光には「事前のビザ取得」が必要です。「ETAがー」とか「現地の空港でー」とかではなく「事前のビザ取得」です。ビザがいらないルートもあるとかないとかですが、必要と思ったほうがよいのはたしかでしょう。

ロシアのビザ取得方法はググると多くの役立ちサイトがでてきます。SEO対策しまくったビザ取得代行サイトが上位にくるのは仕方ないのですが、個人でも簡単に取得できます。ただ、プロセスは簡単でもオンラインですべて完了というわけにはいかないので、ひとり分だけほしいのであれば代行業者に頼むのが手っ取り早いかもしれません。

さて、わが家は「おれ、暇だなー」と妻にも言ってたので「じゃあ、あなたが行って」ということで私がロシア連邦大使館でビザ申請を済ませてきました。ひとりで20通まで申請できるようですので、妻の分の申請くらいは余裕です。ビザの受け取りは後日です。「お急ぎ」特別料金もありますが、11営業日以降の受け取りであればタダです*2

わが家は、バウチャー(ロシアにある旅行会社が発行する招待状)をオンラインで取得し*3、ビザ申請書もロシア大使館のサイトで入力して印刷しました。ビザ申請書には写真(3.5cm × 4.5cm)を貼って、パスポートと同じ自筆サインをします。「保険証も用意してね」と書いてあったりもしますが、少なくとも日本国籍であればいらないです。

これらの、印刷したバウチャー(招待状)、印刷して写真貼ってサインしたビザ申請書、パスポートをそろえて、ロシア連邦大使館の窓口で出せばOKです。

簡単にみえますよね。たしかに簡単なのですが、暑いなか開館前から並んで、待合室で待って、申請して、引換証をもらって大使館を出るまでに、ざっくり2時間はかかります。そして、11営業日後(およそ2週間後)にまた大使館に行ってビザを受け取り、パスポートの返却を受けます。

うーん……「お金で解決してもいっかなー🐾」と思わずにいられません。でも、もう、合理的なことばっかり好んだり、「お金を生まないものには価値ないネ」とか言っていられる歳でもありません。

いつかロシアもビザいらなくなったり、ビザ申請がすべてオンラインになったりしたら「おれがロシアに行ったころはなあ……」話をして、ちょっとイヤがられてみようと思います。

*1:ただ、サービスの解約手続きの方法を見つけるのだけは、昔よりもずっと迷うようになった気がします。

*2: 3営業日以内は10,000円、4営業日から10営業日は4,000円です。そして、11営業日以降はタダです。

*3:uVisitRussiaでひとり1,000円くらいです。ロシアの旅行会社のサイン入りの招待状がPDFで届きます。