Google Wifiより安いTP-LINK Deco m5で問題なし

Google Wifiが発売されました。勘違いしていたのは、Google Wifiさえも、TP-LINK Deco m5などその他のメッシュ型のWi-Fiシステムと同じ「クアルコムチップセット」を全面的に使っていることでした。メッシュ型のWi-Fiシステムはたくさんの会社が特色をアピールしていますが、すべて同じプラットフォームを使っているのです。

モデル チップセット クロック メモリ フラッシュ スイッチ制御
TP-LINK Deco m5 Qualcomm IPQ4019 638 MHz 256 MB 32 MB Qualcomm QCA8072
Google Wifi Qualcomm IPQ4019 717 MHz 512 MB 4 GB Qualcomm QCA8075

はい、性能がちょっとだけ違うくらいです。

また、少なくともGoogle WifiとTP-LINK Deco m5は、トレンドマイクロ社のセキュリティスイート(Home Care)をビルトインしています。このトレンドマイクロ社のセキュリティスイートは本当にすばらしく、実際の高い評点の大部分を占めるのでは?と思っています。

というわけで、私が★★★★★くらいの満足度で使っているTP-LINK Deco m5と、Google Wifiは根っことしては同じデバイスといえます。味付けは少し違うものの、それもスマホアプリのインターフェースが違うくらいです。どちらも、クアルコムのチップで構成したルータ部分に、トレンドマイクロ社のセキュリティスイートをパッケージした「汎用製品」です。それぞれの会社の独自製品として比較すべきではないのです。

大きく違うのは価格です。3台セットの場合、TP-LINK Deco m5が2万円台、Google Wifiは3万円台です。

メモリの容量やクロックスピード、海外のレビューで挙げられているその他の細かなスペックではGoogle Wifiがよいのですが、実環境での性能差は出ないでしょう。機能も同じです。Google Wifiのスイッチ用チップセットはより多くのイーサネットポートをサポートする上位モデルを採用しているものの、搭載されているポート数はTP-LINK Deco m5と同じ2ポートです。

Googleのブランドとしての安心感はあり、TP-LINK社のサポート品質はたいがいですが、ここまで価格差があるデバイスであればTP-LINKを選んでもよいと思います。 先日、アップル社がWi-Fiバイスからの撤退を表明しましたが、GoogleWi-Fiバイスは本業ではありません。Google Homeなどとの相性や連携もあってWi-Fiバイスを投入しているのでしょうが、Google独自の機能はゼロ、気合は入っていません。

TP-LINK Deco m5を強くおすすめできるのは、少し古いマンションに暮らす方です。固定のインターネット接続としてフレッツ光を使う家庭ですね。TP-LINK Deco m5にケーブルをつなぎかえてIDやパスワードなどの接続情報を入れれば、すべてがシンプルで子どもがいても安心、リアルタイムにビジュアル化された、まったく新しいネットワークの世界が誕生します。

レポートも毎月自動で作成され、通知が届きます。全自動で手間いらずの製品だけど、完全に放置させるのではなく、セキュリティなど気づかせるべき点はきっちりと気づかせる。本当によくできていると思います。