法人用のVISAデビットは、起業したばかりの会社におすすめです

f:id:tak_jp:20180430092431j:plain 事業を始めると、まずは国内と国外における、支払いの商慣習の違いに戸惑います。設立したばかりの法人では、海外のサービスを使うときの支払いが課題になります。海外のサービスは法人でもクレジットカードでの決済が基本だからです。

国内では請求書払いか法人口座からの引き落としが基本で、原則、クレジットカード払いはありません。一方、特に米国では法人でもクレジットカードでの決済が基本です。国内の企業が、AWSなどの海外発のクラウドサービスをつかうときの課題が「クレジットカード決済」だったのは有名な話です(あとは「ドル建て」ですね)。

個人のクレジットカードを使って経理処理でどうにかしてもよいのですが、引き落としの口座は個人名義の口座です。管理が面倒なのはそのままです。

カードの引き落としに法人口座を使うには、法人名義のクレジットカードをつくる必要があります。しかし、ちょっとしたカードは設立から3年以上たっていないと審査に落ちます。つくったばかりの会社では法人名義のクレジットカードは持てないのです。

その解決策として、ジャパンネット銀行で法人口座を開設したときについてきたVISAデビットを使うことにしました。VISAデビットは海外の法人向けサービスの支払いはもちろん、少しあやしいサービス、そしてかなりあやしいサービスにも使えそうな仕組みです(使いませんが)。

法人用のVISAデビットには、クレジットカードと違ってポイントがたまらないとか、クレジットヒストリーがつくられないとか、デメリットはあります。それでも、スマホなどでいじるだけで「限度額を自由に設定したバーチャルな使い捨てカードを、簡単に次々とつくれる、使ったらためらわず消せる」メリットがすばらしいです。

支払いはふつうのクレジットカードと同じ仕組みですが、少し違います。使い捨てのカード番号、コード、名前に一律で「BUSINESS ACCOUNT」を入れます。個人名はもちろん、会社名もいらないのです

決済のタイミングでワンタイムパスワードを入れるので、そもそも高い水準の確かなセキュリティはありますが、万が一カード情報が流出してもダメージはゼロです。私は券売機に忘れたクレジットカードで100万円使われたり、クレジットカードとひもづいたPayPalのアカウントを不正利用されたりと、ダメージを受けてきたほうです。このダメージがゼロの仕組みはほんとうにうれしいです。

起業したばかりの会社では、サービスを選ぶときに信頼や実績ではなく、「安さ」や「目新しさ」に飛びつくことが多いと思います。そのサービスが、調べてもなんだかよくわからない会社が運営していたり、決済代行にロシアに登記されたよくわからない会社などが入っていたりしても、VISAデビットであれば安心して決済できます。よい時代です。