サラリーマンが会社をつくったら資産構成を変えるべきか

f:id:tak_jp:20180429073703j:plain 会社を立ち上げてから初めてのゴールデンウィークは、仕事はしつつも、のんびりしています。やりたいことのひとつが、資産構成の見直しです。不本意ながら現金比率が高く、この現金をどこに振り分けるかが課題です。

ちょうど、SBIベネフィットシステムズから運用報告も届きました。サラリーマン時代につくった確定拠出型年金(DC)で、DCニッセイ外国株式インデックスを100%で積み立てています。就職氷河期世代あるいはそれ以降であれば、いまからでも積み立てでの資産形成は有効です。そして始めるのは早ければ早いほどよいので、すぐにでも始めるべきです*1

確定拠出型年金は勤め先に制度がなかったため、個人型です。この辺を書くとながーくなるので検討経緯なども省かざるをえません。最大のメリットは、会社に制度がなくても月額23,000円、年にして276,000円を積み立てることができ、その全額を所得控除できる点です。

個人が困ってしまうのは、「外国株式インデックスを積み立てたい」が目的なのに、このSBIベネフィットシステムズだけで外国株式インデックスといった商品の運用が完結できるわけではなく、多くの窓口を使い分ける必要があり混乱することです。いまであれば、iDeCO、つみたてNISA、ネット証券会社の口座が主な窓口でしょうか。そして、窓口ごとに積み立て額から税金、手数料まで、それぞれで異なる決まりがあります。

混乱するくらいならネットで検索して解決できそうですが、もともとの制度が誕生した経緯が混乱しているので、これが一筋縄ではいかんのです。

扱う商品からのポジショントークもたくさんあります。さらにPV稼ぎのための「iDeCo全否定」「つみたてNISA全否定」もあり、やっかいです*2

もうひとつ解決できないのは、積み立て金額の圧倒的な少なさです。iDeCoとつみたてNISAを合計しても、年に70万円ほどしか追加で運用ができません。何千万円かの現金の受け入れ先にはならないのです。

「老後のために運用する」という目的でつくった制度のはずが、ボーナスはおろか、毎月の給与しか対象にしていない小さな枠なのです。

それじゃあと、税金とられるの覚悟で証券会社でもふつうに投信の積み立てをすることになります。そして、まったく同じ商品を、老後のためというまったく同じ目的で長期運用するのに、3つの、別々の口座で管理していかなければならないのです。まったくシンプルではないですね。

問題提起はともかく、現金は1年分の生活費を残して、あとは証券会社の口座で時期を分散させて積み立てにまわすことにします。外国株式インデックスの一点張りになりそうです。

投資マンション買うくらいなら、REITを買うべき」と言っていますが、そのREITを買うくらいなら外国株式インデックスを買うべきでもあります。特に、新興国コンドミニアム(マンション)などに投資するREITは、積み立てでの資産形成には向かない値動きをしています。私も「eMAXIS 新興国リートインデックス」を積み立てていますが、評価損益はかろうじてプラス。日本国債でも組み入れたのかと思うくらいの低さです。

*1:資産形成のために投資をしているひとの後悔は、なにより「なぜもっと早く始めなかったのか」ですね。

*2:私はこれらの全否定サイトの文章を真剣に読みましたが、まったく納得できませんでした。