マイレージプログラムの上級会員をめざすのはマウンティングかもしれない

妻が、ANAマイレージプログラムの上級会員になるための情報収集をしています。とても楽しそうです。年末にバンクーバー(カナダ)、来春にバクー(アゼルバイジャン)に旅する予定で、ほかにも海外への旅も増えそうなので、ついでにモチベーション高めているかんじでしょうか。

上級会員という響きは大したものですが、妻も私も、ステータス系の案内には興味がないほうだと思います。

たとえば、私は、クレジットカードもDCカードの標準の青っぽいカードを、20年以上ずっと使っていました。ゴールドやプラチナといった上位のカードの案内がきても放置です。いまの住まいへの引っ越し後に、銀行の副支店長(だったか)と挨拶1をしたあとで、MUFG Recognized VIPカードの案内をいただきましたが、それも捨ててしまいました。

実家は、ダイナースカードの日本での最初期からの会員でしたが、それはお付き合いで入ったもので「自分たちには高級すぎる」と使うことはなく2、ふだんは無印のDCカードを使っていました。最初に勤めた外資ITで、面倒をみていただいた役員の方がふだんからセゾンカードを使っていたことにも同じ雰囲気を感じていました。

新卒で入社した会社でクレジットカードのシステム構築に携わったことで、ネットでの情報がない時代に知らないでいい知識をたくさん得てしまったことも、影響がありそうです。

そんなこんなで、上位クラスといわれるカードは興味がない、むしろあえて避けていたように思います。VISAのついたカードがあれば、それが何色でも、世界中どこいっても困ることないですしね。

さて、そんな「私はプラチナカードとか持っていないし」といったような、「~はもっていない」「しない」「みていない」というのが、はやりのマウンティングに使われるフレーズになっているようです。キラキラアピールを避け、そのうえをとる方法のようです。ただ、いずれにしてもちょっと恥ずかしいと。たしかに、自分で書いていても、「MUFGプラチナ「Recognized VIP」の案内をいただきましたが、それも捨ててしまいました」とか、消したくなりますね。

マイレージプログラムの上級会員について書かれた記事も、ざっと見ると自虐的な内容がめにつきます。自慢じゃないけど自慢に受け取られてもなあ、でも自慢めいた部分があるのも事実だし、うーん、といった葛藤のようなものが透けて見えるような、複雑なネットの世界を象徴しているようでおもしろいです。


  1. 証券会社からお金を銀行の口座に一時的に移したときに、全力アプローチを受けただけです。

  2. 祖父がダイナースカードを発行していた富士銀行に勤めていました。