三菱UFJニコスのスマホ用アプリが炎上していますが

三菱UFJニコススマホ用アプリが、バージョンアップ後にマネーツリー社のサービスに全面依存する仕様になったことが話題になっています。

私もMUFGのクレジットカードをもっているのでアプリは入れていましたが、バージョンアップ後に(名前も知らない)他社サービスへの登録を強制されたことで、アプリを削除してしまいました。

どのような操作をやっても他社サービスの登録画面に強制的に推移するのは、いかがわしいWebのサイトの運営と同じ思考からの実装であり、本当に驚きです。ウィルス的挙動に近いです。

アプリの実装のお粗末さはともかく、三菱UFJニコスの社内事情として、少し前からの「フィンテックなんちゃら」に乗り遅れまいと、他社との提携という手っ取り早い道を選ぶ必要があったのだと推察します。スマホアプリの作成どころか中身の管理まで外注してしまうというのは、現場が相当に追い詰められていたのでしょう。

それでも、変化がますます早くなり、ユーザの好みも多様化し、一方でデータのもつ価値は高まるばかりなのに(特に個人情報ともひもづく決済データ!)、自社開発をあきらめてしまうなんて、業界でも驚いているひとがほとんどでしょう。

リアルタイムにデータをみて、リアルタイムに効果的な顧客アプローチをとっていくのが当たり前になっていて、これから2-3年でそれがさらに進化するわけです。少しでも外注してたら無理なんです。内製化しないとダメなんです。

私も、会社をつくってから自分で「おまかせでOKなクラウド型なんとか管理サービス」なんてものを使ってみましたが、契約期間が終わったらどれひとつとして継続はしません。

おまかせしていいのはプラットフォームまでで、その上のアプリ、ビジネスロジックは自分でつくりこんで、自分で常にいじれるようにしておかないといかんな、と実感しています。

そして、ドメインの価値、自分で蓄積したデータの権利まで相手に渡してしまっているなんて、やはりおかしいんです。