遅めの結婚記念日、嘉門にて

妻との結婚は、2013年の1月でした。私が翌日から新しい会社に勤めるといったような、とても微妙な時期でもありました。転職前後は忙しいからだろうと、式なし、旅行なしで、家族と食事だけしました。

毎年、その時の食事と同じ場所で結婚記念日のお祝いをしています。今年は、お店が改装で利用できなかったこと、あわせて妻がオリンピック通いをしていたことで、だいぶ遅めの結婚記念日のお祝いになりました。

内装は変わっても、同じ料理、同じ接客、そして同じお値段でした。たしかに、新装開店を記念したメニューなども用意されていましたし(高い)、デザートコーナーはこれまでと別の場所に移動していましたが、ひとことで言えば同じでした。楽しみにしていた期待のようなものは、裏切られることはまったくありませんでした。

何事も「変える」ほうが簡単です。変えられるときなのに、何も変えない。ここに、サービスに対する圧倒的な自信を感じます。

いつの時代も目新しさも必要だと思いますが、新しさ勝負はどうしても消耗戦になります。少しずつの積み重ねこそがサービスの自信につながることを疑わず、品質をあげていく努力を続けるべきなのでしょう。「2週間で成約が200%アップ!」みたいなウェブ屋、マーケティング屋の広告はいくらでもありますが、どうしても「1か月で体重が20kg減!」と同じニオイをかぎ取ってしまいます。