宅建業、最短での開業日がほぼ決まる

不動産屋さん(宅建業)を開業するときには、お客様が安心して不動産取引ができるよう、債権の弁済、債務の連帯保証などをおこなう保証協会に加入します。たしかに、1000万円を供託金として預ければ保証協会への加入の必要はないのですが、それだとレインズなどが使えず、現実的には保証協会への加入が必須です。

保証協会は、全宅(全国宅地建物取引業保証協会)か全日(全日本不動産協会)を選ぶことになります。全宅がハトマーク、全日がうさぎマークで、業者はどちらに加入しているかを気にしたりするようですが、お客様で気にされる方はまずいないですね。こういった団体にはいろいろと、ほんといろいろとあるようですが、私は周りの勧めもあって全日を選びました。

保証協会の加入にあたっては審査があります。東京都の約30日間にわたる審査がとおってから加入の申請をするのが本来のフローですが、実際は東京都の審査を提出した証明を添えて、ただちに加入の申請を出すことができます。

保証協会への申請ののち、支社の方による事務所への訪問があります。お金の納付なども経て、開業免許がおり、開業できるのは最短で3月19日になるようです。宅建試験が昨年の10月15日でしたから、試験から開業まで約5か月といったところですね。

私の場合、会社の登記にともなう名義変更に時間が必要でしたから、事務所の入居を2月1日ではなく1週間ほど前倒しにすることで、開業をさらに1週間早めることはできました。宅建士証の交付と同時に宅建業の免許申請をできる状態にすればいいわけですので。ただ、会社の設立は「1月23日」とかで「○月1日」ではなくなり、事務所の契約期間も中途半端になるので、積極的になれなかったのでした。運営会社に「入居日の前に登記申請してもよいものか?」と問い合わせたら、即NG回答も来ましたし。

また、不動産屋の場合、そしてほかの免許事業の場合も同じなのだと思いますが、免許がおりるまで法人口座の開設などはNGです。ネット銀行もNGでしたので、おそらくどこでも同じでしょう。法人なのにまともな法人扱いをしてもらえない、個人の口座であれこれ手続きをしなければならない、微妙な時期を過ごすことになります。

実際に経験してみて、宅建試験から開業までは約5か月必要、そのうち約2か月は事務所家賃を払うだけで収入なしなのでけっこう大変ということは確認できました。そして、開業してもすぐに収入があるわけでないので、もうしばらく大変だと思います。