働きがいのある会社、働きがいのある仕事

日経ビジネス」最新号(2018.02.12)に、2018年版「働きがいのある会社」ランキングが出ています。定義は「従業員が、勤務している会社や経営者、管理者を信頼し、自分が行っている仕事に誇りを持ち、一緒に働いている仲間と連帯感を持てる会社」とのことです。今風です。

シスコシステムズ合同会社が大規模部門(従業員1000人以上)の1位です。東京ミッドタウンのシスコはもちろん、三井不動産のビルに入居する会社、三菱地所のビルに入居する会社が強いですね。

あわせて女性活用がすすんでいる会社が強いです。評価では、経営陣の女性比率の評点が高そうです。シスコ日本法人の社長は、私が今月末まで従業員である会社の元社長で、女性ですね。

どの部門でも外資系企業が目立ちます。大規模部門では半分近くが外資系なのはどうなのと思いますが、調査会社(GPTW)がそもそも外資系で、発表される135社に対して調査対象が438社という少なさからも、日本企業の「そういったものには協力しません」お断りが多いんだろうなぁと推測されます。

一方、外資系でも過去にはマイクロソフトやグーグルもトップでランクインしていたのがいなくなっているのも、さすがに圏外落ちはないでしょうし、事情あって調査を辞退しているのでしょう。

ランキングには「どこ? 大規模なのに無名?」という初見の会社がたまにあります。かつてはウェディング業界のPlan・Do・See、今年はレバレジーズグループです。

レバレジーズ? 失礼ながら、初めて目にする社名です。ウェブを拝見すると、ひとことで言うのは失礼を重ねること承知ながら「ZOZOTOWNのIT版」といったところでしょうか。まだ素直な若い社員を大量に採用し、トップのカリスマと従業員に対する幸福追求のメッセージで満足度を高めていく、と思うのですが。結果、業績はよくなり、優秀な人材が育っていくので、いまの理想の経営スタイルですね。

 

これからも、調査の定義にある「従業員が、勤務している会社や経営者、管理者を信頼し、自分が行っている仕事に誇りを持ち、一緒に働いている仲間と連帯感を持てる会社」が「働きがいのある会社」であり続けるのか、大きな変化があるのか見ていきたい思います。私は、プロジェクトごとにプロフェッショナルが集まり、解散するという、会社という組織とは異なる仕組みにわずかな期間で移行すると思っていますが、さて。