事務所の電話からスマホへの転送料金を半額以下にする

宅建業、いわゆる不動産屋さんの開業では国や都による免許が必要です。必須要件がいくつもありますが、そのうちの事務所の要件としては、その場所が固定されていること、お客様を接客できる専有のスペースと設備があること、固定電話の番号および電話機が備わっていることなどです。

解釈にはばがありそうな要件で、実際に過去にOKとなった事務所もいまではNGだったりする、良くも悪くも時代の流れにも合わせられるわりとゆるめの運用がされています。明確なのは、住所だけ丸の内のビルにもっているような法人はもちろん、使うたびに席が変わるバーチャルオフィスでの申請もNGです。自宅の一部を事務所にする場合も、間取りの要件はもちろん、表札なども制約から現実的には特にマンションではハードルが高いです。また、ファクスはなくてよいものの、電話機は必須とされています。

つまり、申請の際には、鍵付き(=その鍵をもつ特定の法人だけが専有利用できる)の部屋、机と2脚のイス、机の上に電話機があれば十分といえるわけです。東京都では、電話は事務所に紐付けされているべきとの考えがあるようで、070や080といった携帯電話はもちろん、場所が特定できない050もダメ、0ABJ番号である03等から始まる電話番号が必須とされています。

当社が借りているレンタルオフィスでは、お客様がみえた際のフロントからの連絡にも使われる電話機が各事務所に設置され、IP電話による03の電話番号が割り振られています。通話料は、固定電話に対してが3分13円、携帯電話に対してが1分27円かかります。携帯電話にかけると、けっこう高いですねぇ。

テクノロジーの進化のおかげで、どこででも電話を受け、どこからでも電話をかけられるようになり、仕事をする場所を選ばない時代になりました。が、携帯電話へ電話転送をかけると、通話料が発生します。お客様やフロントから連絡を受けたときに1分27円、1か月に100分かかってきたとすると2700円が請求されます。あやしい営業電話も区別なく転送されてきます。そんな電話に出ただけで27円がとられるのも、ムダなことには1円も使いたくない派の自分としてはイヤな気分になります。お客様からお問い合わせいただいたときも、折り返ししたほうがずっと安くなることがわかっているわけで、折り返ししたくてウズウズしそうで、そうなってしまう自分がこれもまたイヤです。

そこで、スマホに050番号のIP電話アプリを入れることにしました。事務所の電話の転送先を携帯電話から050番号に変えます。これで、着信が転送されてもこれまでの半分から6分の1以下の課金ですみます。