会社設立から3か月、開業から1か月でやっとサイトのベースができました

サイトの構成について、会社設立から3か月のあいだ、ずっとずっと試行錯誤していました。きょうで、設立時に使っていたサービスは、どれも置き換わります。

簡単でないことはわかっていましたが、あとでひっくり返すほうが何倍も、何十倍も大変な部分です。会社設立時の方針は、ホワイトボードで何度もまとめても、ダメなものはダメなことがわかりました。営業さんとかは「いいっすね!」「いけますよ!」連呼だったわけですが、まあ笑。

自分で理解できること、自分でコントロールできること、自分でシンプルに運用できることを譲れない要件として、これからのサービスを選びました。機能の○×評価といったものではなく、いつものように直感が大きいです。サポート窓口の電話応対がよかったといった経験も効いています。

また、法人と個人との境もはっきり、明確にしました。ブログは法人名義のアカウントだったものを、2年前から始めていた個人名義のブログ側に統合して発展的に削除しました。法人は雑文的なブログではなく、WordPressでブローシャーやホワイトペーパー的なコンテンツのみをつくっていきます。

Twitterの法人アカウントは、コンテンツがそろってから始めます。個人で2007年から始めているTwitterアカウントは、個人名義としてブログとあわせて続けることにします。

ネット集客型の企業では、サイトがその会社の顔です。畑や工場や船や車をもたず、独自のデータの入ったストレージと処理をするサーバーがビジネスのすべてになります。20年くらいずっと自分でお客様に言い続けてきたことの大切さを、自分自身がやっと実感できるようになりました。

マイレージプログラムの上級会員をめざすのはマウンティングかもしれない

妻が、ANAマイレージプログラムの上級会員になるための情報収集をしています。とても楽しそうです。年末にバンクーバー(カナダ)、来春にバクー(アゼルバイジャン)に旅する予定で、ほかにも海外への旅も増えそうなので、ついでにモチベーション高めているかんじでしょうか。

上級会員という響きは大したものですが、妻も私も、ステータス系の案内には興味がないほうだと思います。

たとえば、私は、クレジットカードもDCカードの標準の青っぽいカードを、20年以上ずっと使っていました。ゴールドやプラチナといった上位のカードの案内がきても放置です。いまの住まいへの引っ越し後に、銀行の副支店長(だったか)と挨拶1をしたあとで、MUFG Recognized VIPカードの案内をいただきましたが、それも捨ててしまいました。

実家は、ダイナースカードの日本での最初期からの会員でしたが、それはお付き合いで入ったもので「自分たちには高級すぎる」と使うことはなく2、ふだんは無印のDCカードを使っていました。最初に勤めた外資ITで、面倒をみていただいた役員の方がふだんからセゾンカードを使っていたことにも同じ雰囲気を感じていました。

新卒で入社した会社でクレジットカードのシステム構築に携わったことで、ネットでの情報がない時代に知らないでいい知識をたくさん得てしまったことも、影響がありそうです。そんなこんなで、上位クラスといわれるカードは興味がない、むしろあえて避けていたように思います。VISAのついたカードがあれば、それが何色でも、世界中どこいっても困ることないですしね。

さて、そんな「私はプラチナカードとか持っていないし」といったような、「~はもっていない」「しない」「みていない」というのが、はやりのマウンティングに使われるフレーズになっているようです。キラキラアピールを避け、そのうえをとる方法のようです。ただ、いずれにしてもちょっと恥ずかしいと。たしかに、自分で書いていても、「MUFGプラチナ「Recognized VIP」の案内をいただきましたが、それも捨ててしまいました」とか、消したくなりますね。

マイレージプログラムの上級会員について書かれた記事も、ざっと見ると自虐的な内容がめにつきます。自慢じゃないけど自慢に受け取られてもなあ、でも自慢めいた部分があるのも事実だし、うーん、といった葛藤のようなものが透けて見えるような、複雑なネットの世界を象徴しているようでおもしろいです。


  1. 証券会社からお金を銀行の口座に一時的に移したときに、全力アプローチを受けただけです。

  2. 祖父がダイナースカードを発行していた富士銀行に勤めていました。

中古マンションの流通量が正しくない理由

中古マンションの流通量が正しくない理由

「2016年、首都圏では中古マンションの売買成約数が新築マンションを上回りました」。住宅情報を扱う記事などでは、ほぼすべてがこの「2016年」を上回った年としていますが、業界関係者は違う見解をもっています。もっと早い段階、少なくとも2013年には上回っていたと考えています。

中古マンションの売買件数は、不動産情報を不動産会社間で交換するシステム「レインズ」の情報がもとになっています。レインズは、売り出しの物件が出たら宅建業者(不動産会社)がその詳細情報を速やかに登録します。売買が成約したら、売主側の宅建業者が成約日や金額などを登録してクローズする運用をしています。これらは法的な義務なので、例外はありますが、正しい情報が得られそうです。

しかし、この例外がくせ者になります。

まず、売り出し中でも登録をしないでも許される場合があります。どこか一店に自宅の売却を依頼するのではなく、複数のお店に依頼するような一般媒介といわれる場合です。手数料収入のくいっぱぐれの可能性がある一般媒介を露骨にいやがる不動産会社が多いため、数としては少ないです。また、一般媒介でもレインズにちゃんと登録する業者も多いです。それでも、無視できない数です。

さらに「成約をしたら登録」をおこなわない取引が多いです。具体例として(事業者ではなく個人としての)私の場合は、過去の中古物件売買で成約が登録されていたのは1件だけです。過去10年における10件の売買のうち新築での購入が3件、中古は売却と購入をあわせて7件です。つまり、7件のうちレインズに成約が登録されたのは1件だけです。

そのうえ、私の購入した3件の中古マンションは業者によるリノベ済中古マンションですから、業者がもとの所有者から必ず買い取っているわけですが、これらも登録されていません。これらの履歴もあわせると、10件のうちレインズに成約が登録されたのは1件だけになります。

成約についてもレインズに登録しない方法はある、ということです。あちこちに書かれていますが、専任や専属で受けた売却依頼も、契約成立のひとつ前の処理として「売主からの依頼を受けた形」で一般媒介に切り替えればよいだけの話です。一般媒介であればレインズへの登録義務がなくなりますので、成約についての情報も登録されません。

ここまで低い登録率だと、中古マンションの流通量が増えたのか、中古マンションのレインズへの登録数が増えたのか、もはやだれにもわからないというのが現実でしょう。買取再販型はたしかに登録されにくい形態ではあるのですが、それでも数字に残らない取引がたくさんあることに変わりはないです。

常連びいきをする飲食店に通っているのですが

目黒に暮らしていたころ、週に1回は妻と通って食事をいただいていた小さなお店があります。ここは、お客様が常連かそうでないかで明確に対応をわける お店でした。すべてのお客様に平等なサービスを、といったきれいごとなど、なにそれ初めて聞いた知らないから教えてといったお店です。

もちろん、評価サイトでの「接客/サービス」の評判は芳しくありません。それを店長がまったく気にせず「むしろ、料理を出す順番まで監視してうるさい客がこないで助かる」だったので、変わるはずもありません。

知人の経営するカフェも「 はじめて店に入ったが店員が常連と仲良くしていて疎外感があった」といったようなレビューがよく投稿されるといいます。このお店も、対応を変える気はさらさらないようです。

どちらのお店も、競争の激しい立地に出店しています。ごく近所に新しい、すべてのお客様に平等なサービスを提供する同業が出店してきますが、短いところでは半年で撤退していきます。大手がスマホのアプリまでつくって芸能人よんであちこちに記事かいてもらって全方位のマーケティングを仕掛けて出店しても、撤退していきます。

なぜ競争の激しい立地で、評価サイトではたたかれても放置するようなお店が長く生き残っているかといえば「やりたいことを、周りの目を気にせずやっている」からのように見えます。評価サイトに書く目的で店を訪れたり、あるいは似たような心持ちで「評価してやろう」というお客様は、長年の経験で嗅覚が察知し、排除してしまうのでしょう。

一方で、結局は常連の方が安定してお店を使ってくれ、友だちも紹介してくれて、常連同士がお店で仲良くしたりで雰囲気が楽しくなり、優遇して扱うメリットだらけなのでしょう。

いまも、週に1回、妻と通って食事をいただいているお店が近所にあります。大きなお店で、土曜日は落ち着いていますが、平日は驚くほど混雑していますが。先日、友人と妻と一緒に食事をしたところ、明らかに 「違う」すてきで特別なメイン料理が出てきました。

その代わりなのでしょうか、店員の新人さんは、まずは私たちを受け持つようです。自分たちにとって居心地のよいお店であり続けるために、自分たちが店員さんを育てる必要があるのも、面白いです。

グーペ+ムームーメール+ペライチ+不動産CMS+Ferret Oneにするか、WordPress+テーマにするか

私は「できるひとの仕事ぶり」でよく言われるような、「仕事は7割の完成度でやめて次の仕事にとりかかる」はできたためしがありません。一時期、できるビジネスマンになってやろう!と中途半端な未完成状態の仕事をいくつも並行させていたことがありますが、気分が落ち着かずダメでした。やっぱり仕上げて完成させないと。

いまの仕事も、会社を設立したときは「サラリーマン時代とは発想を変えないと生き残れない。すべて7割の完成度でOKとする」を指針としたのですが、気分が落ち着かずあれこれが先にすすみません。7割の完成度でやれば今ごろウハウハになっているはずが、どうやら思ってたのと違っています。

会社の設立時にホームページや記事や広告をどうするのかと考えたときも、完成度ではなく、スピード感だけを優先しました。まずは動き続けて収入を得ることが第一、細かな点が気になったなら1年後にでも見直せばいいでしょ、と、合理的な判断です。

選んだのこんなサービスでした。

  • グーペ - 企業サイト(文字と写真数枚だけでそれっぽいページを公開できる)
  • ムームーメール - メール(ドメインサービスのおまけでワンクリックで申し込めた)
  • Ferret One - 記事などコンテンツ発信(今どきなオウンドメディアを簡単構築)
  • ペライチ - ランディングページ(SEO対策ばっちりなLPを超お手軽に作成)
  • いえらぶ - 不動産物件管理(ゆるく条件などを伝えるだけで完全お任せでサイト構築)

まだ使い始めていないサービスもまざっていますが、営業からの説明をうけて見積をとり、予算化もしてあります。また、いえらぶはいまでは別のサービスに変更しました。

構成やお金をこねくりまわしてはたと困ったことのひとつは、https化(SSL対応)です。それぞれのサービス個別で考えなければならず、それぞれのサービスで新たな課金が発生します。でも、やらないとグーグルに嫌われてしまうらしいので、仕方ありません。

管理も面倒になってきました。IDやパスワードが増え続けるばかりです。サラリーマン時代にはIDがたくさんあることに「SSOがー」とか文句ばかり言っていましたが、もっと面倒になっています。面倒だと使わなくなります。一部は、サラリーマン時代の人事考課システムくらいのログイン頻度です。これはいかんです。

検討した結果は「WordPressでいく」。レンタルサーバーを借りて、WordPressを入れて、SSL対応をします。メールはレンタルサーバー会社提供のものを使います。年間契約のサービスもサブドメインを割り当てて継続しますが、途中で使わなくするくらいの気持ちで、WordPressだけを使う方針です。

WordPressのよいところは、完全を目指せることです。それはむしろよくない、お客様にメリットがあるのは記事の品質だというのはわかります。理解できます。でも、どうやら私はなんでもかんでも自分でやって、完成形にしないと先にすすめない、合理的ではない人間のようなので仕方ありません。

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

ジェネシスヘルスケアの遺伝子検査を3年ほど前に受けました。結果は、まずはおもしろくてあちこちでネタにしていますが、自分の健康を考えるための役にもたっています。

簡単なキットによる遺伝子検査は、検査会社によって結果が大きく異なるらしいことから眉唾とされることも多いようです。私の場合は、結果がいちいち健康診断の受診結果の傾向に一致し、通っていた病院のお医者さんからのコメントにも一致し、そして自覚している症状と一致したこともあり、この検査を信頼することにしています。

先日、食生活指南本で話題の津川友介著『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』 を読みましたが、ベーシックな部分はともかく、少し踏み込んでいる部分については遺伝子の差でどうにかなってしまう(あるいはどうにもならない)ため、読み流しています。

妻と私は3食同じ食事を同じ量だけとりながら、健康診断の数値には専門家がみたらそうは決して思えないほどの差があります。体質の変化には数年かかるとしても、傾向が変化した兆しも見当たりません。性別は違いますが年齢もほぼ同じですし、この結果からも、生まれ持った遺伝子で「健康を判断する数値」はだいたい決まってしまうのだと思っています。

今年で98歳をむかえる祖母は、聖路加の日野原さんの信者でおっかけをやっていましたが、健康に生きるには「健康かどうかはどうでもいいもので、健康感があればそれだけでいい」と言う日野原さんの発言を気に入ってそのとおりに生きています。検索すると、日野原さんのインタビューで「人間は病気との共存が本質。遺伝子的にも完全に健康なひとはいない。日常生活に支障がなければそれは健康」といった内容があります。まったく、そのとおりだと思います。

文章を書くツールをととのえてみる

3か月ほども「もやもや」していたサイトの構成確定にめどがつきそうなので、文章を書くツールをととのえることにしました。まずは、お客様の参考になる記事をつくること。そして、よくある「○○5年のノウハウを凝縮したお役立ち資料を無料ダウンロード!」といった資料をつくるのがゴールです。
エディタは「WZ Editor」の派生である、「WZ Markdown Editor」を購入しました。Windows用です。Windowsでは「秀丸」が有名ですが、私はWZ EditorWindows 3.1用の初代から使っていました。
WZ Editorの全盛期は、HTMLの編集機能とマクロ関連の記事がフォーカスされたバージョン3だったように思います。ソフトウェアの作者ではなく、第三者がつくって公開したHTMLEXというプラグインがすばらしい出来でした。1997年ころで、書籍も発刊されたくらいです。
続くバージョン4ではせっかくのプラグインが使えなくなり、動作も不安定になりました。お金は払ったものの仕事では使えず、枯れたフリーソフトに切り替えました。
というわけで、WZ Markdown Editorは20年ぶりのWZになります。特盛の設定ダイアログなどは当時と変わらず、懐かしいです。WZにしたのは、不動産のサービスサイト名を「フリッパーズ不動産」にして、90年代をちょっと振り返ったことで「そういえば毎日WZ使ってたなー」と思い出したことも大きいです1
近ごろはクラウドでなんでもすませようと、文書もGoogle KeepとiCloudメモに書くようにしていましたが、文書を書く環境は90年代に戻しました。


  1. フリッパーズ・ギターのグループ名の由来は米テレビドラマ「わんぱくフリッパー」からですが、弊社は米国で「Home Flipping」と言われる、不動産の買取再販(中古転売)の意味からとりました。