不動産屋さんを経営したい

10月15日、雨降る日曜日に明治大学宅建試験(宅地建物取引士資格試験)を受けました。合格発表は11月29日ながら自己採点で42点なのでまず合格でしょう。3月半ばから10月15日までの7か月、資格勉強に通勤時間とプライベート全フリしてきた日々も終わりです。

教室出るころは、あわよくば満点かも、と思えるほどの手ごたえを感じてましたが、出題者のひっかけに片っ端からつられまくってたようです。全問を見直す時間がないから、後回しにした問題ほど正解で、最初の30分くらいに余裕っす、余裕っすのノリと勢いで片づけて「見直しすら不要! なぜならこの程度の問題で間違うはずがないからっ!」を意味する記号つけた問題ほど誤答になっちゃうんですよねぇ。

で、なぜ宅建を? そう、不動産屋さんをやりたいんです。昨年の秋から半年ほど「サラリーマンの副業」を考えてたら、すぱっとサラリーマン辞めて本業として会社を経営したほうが楽しいだろう、後悔もないだろうと心から思うようになってしまい、本気で経営をしていくための「起業」を志すようになりました。

まず何から手を付けるか。不動産業界の何たるかを知らないど素人がハタからみてのんきに起業するわけですから、人件費などかけてられません。ひとり起業です。だから、自身が宅建士の資格を持たないとダメです。資格取得を最優先にしたいわけですが、宅建試験はなんと年に1回だけ、7月に申し込みをしても試験が10月15日、合格発表が11月末ととてものんびりとしており、手をつけたくても「やることがない」んです。資格もっているひとを巻き込んで起業し「時間をお金で買いました(ドヤ)」でもよいのでしょうが、所詮は人生の21年を組織にささげてきているサラリーマン脳なので何がリスクかも分からんわけで怖くてたまらないです。

「やることがない」ときに、労働資本としての自分に保険をかけることにしました。3月半ばから資格勉強に通勤時間とプライベートを全フリすると決め、IT系ベンダー認定資格のAWS Certified Solutions Architect - Professional Levelを総合スコア88%でとり(その前提認定のAssociateは総合スコア85%)、TOEIC L&Rでは目標900点に未達ながら880点をとりました。宅建はそのあとで、経験ゼロから2か月半の勉強で50点満点の予想42点ですから約85%の得点です。

宅建のような仕事をするには必須の国家資格とは違って、ベンダー資格もTOEICも、どちらも「単なる資格」や「単なる肩書」で、仕事では結果を出せる実務能力だけが問われるのはもちろんです。ただ、受験勉強を一度もしたことのない私立小中高大一貫校エスカレーターのうえ、新卒就職先さえもいわゆる学校系列企業だった私は「雰囲気とノリと運だけで世渡りしてきたボンボン」と思われることも多く、まあ、事実としてそうなんですが、40歳代半ばになってみて、地道な学習能力の方こそきゅっきゅと磨き直しておかないとなと思ったりしたんです。上に書いた点数だって、のたうちまわり、ムダに勉強した結果としてのムダな高得点なんだよと自虐くらいはできます。

起業に失敗しても外資ITのどこかに拾ってもらえるように、これまでの外資ITでのマネージャー含む経験、日本に1300人くらいしかホルダーのいないAWSのProfessionalと、受験者の上位5%ほどのTOEIC 900点弱の「掛け算」が成り立てば食いっぱぐれないだろうという不純な動機だった資格取得は本来の目的はどうでもよくなり、集中して学習する習慣を私に根付かせてくれました。こそこそ努力するのではなく「世界で一番金を稼げるIT資格とるぞ!」「2か月でTOEIC 900点とるぞ!」と上司や部下にも宣言することで、自分を追い込むだけでなく、思いがけない応援と助けをもらえることも知りました。

さて、11月の賃貸不動産経営管理士試験と来年1月のFP2級はさっと取り組むとして、なにより事業計画書つくるのに全力投球。あと、退職をどうしよっか。