不動産屋さんを経営したい

10月15日、雨降る日曜日に明治大学宅建試験(宅地建物取引士資格試験)を受けました。合格発表は11月29日ながら自己採点で42点なのでまず合格でしょう。3月半ばから10月15日までの7か月、資格勉強に通勤時間とプライベート全フリしてきた日々も終わりです。

教室出るころは、あわよくば満点かも、と思えるほどの手ごたえを感じてましたが、出題者のひっかけに片っ端からつられまくってたようです。全問を見直す時間がないから、後回しにした問題ほど正解で、最初の30分くらいに余裕っす、余裕っすのノリと勢いで片づけて「見直しすら不要! なぜならこの程度の問題で間違うはずがないからっ!」を意味する記号つけた問題ほど誤答になっちゃうんですよねぇ。

で、なぜ宅建を? そう、不動産屋さんをやりたいんです。昨年の秋から半年ほど「サラリーマンの副業」を考えてたら、すぱっとサラリーマン辞めて本業として会社を経営したほうが楽しいだろう、後悔もないだろうと心から思うようになってしまい、本気で経営をしていくための「起業」を志すようになりました。

まず何から手を付けるか。不動産業界の何たるかを知らないど素人がハタからみてのんきに起業するわけですから、人件費などかけてられません。ひとり起業です。だから、自身が宅建士の資格を持たないとダメです。資格取得を最優先にしたいわけですが、宅建試験はなんと年に1回だけ、7月に申し込みをしても試験が10月15日、合格発表が11月末ととてものんびりとしており、手をつけたくても「やることがない」んです。資格もっているひとを巻き込んで起業し「時間をお金で買いました(ドヤ)」でもよいのでしょうが、所詮は人生の21年を組織にささげてきているサラリーマン脳なので何がリスクかも分からんわけで怖くてたまらないです。

「やることがない」ときに、労働資本としての自分に保険をかけることにしました。3月半ばから資格勉強に通勤時間とプライベートを全フリすると決め、IT系ベンダー認定資格のAWS Certified Solutions Architect - Professional Levelを総合スコア88%でとり(その前提認定のAssociateは総合スコア85%)、TOEIC L&Rでは目標900点に未達ながら880点をとりました。宅建はそのあとで、経験ゼロから2か月半の勉強で50点満点の予想42点ですから約85%の得点です。

宅建のような仕事をするには必須の国家資格とは違って、ベンダー資格もTOEICも、どちらも「単なる資格」や「単なる肩書」で、仕事では結果を出せる実務能力だけが問われるのはもちろんです。ただ、受験勉強を一度もしたことのない私立小中高大一貫校エスカレーターのうえ、新卒就職先さえもいわゆる学校系列企業だった私は「雰囲気とノリと運だけで世渡りしてきたボンボン」と思われることも多く、まあ、事実としてそうなんですが、40歳代半ばになってみて、地道な学習能力の方こそきゅっきゅと磨き直しておかないとなと思ったりしたんです。上に書いた点数だって、のたうちまわり、ムダに勉強した結果としてのムダな高得点なんだよと自虐くらいはできます。

起業に失敗しても外資ITのどこかに拾ってもらえるように、これまでの外資ITでのマネージャー含む経験、日本に1300人くらいしかホルダーのいないAWSのProfessionalと、受験者の上位5%ほどのTOEIC 900点弱の「掛け算」が成り立てば食いっぱぐれないだろうという不純な動機だった資格取得は本来の目的はどうでもよくなり、集中して学習する習慣を私に根付かせてくれました。こそこそ努力するのではなく「世界で一番金を稼げるIT資格とるぞ!」「2か月でTOEIC 900点とるぞ!」と上司や部下にも宣言することで、自分を追い込むだけでなく、思いがけない応援と助けをもらえることも知りました。

さて、11月の賃貸不動産経営管理士試験と来年1月のFP2級はさっと取り組むとして、なにより事業計画書つくるのに全力投球。あと、退職をどうしよっか。

2016年に40歳代サラリーマンが買った「いいもの」 キッチン家電/小物編

みんな大好き「買ったもの」「いいもの」リスト。ひたすら外食だった目黒から、グルメ不毛の地として全国に知られる番町エリアに引っ越し、「自炊トランスフォーメーション」「すべての食事を自炊にする」だった2016年、わが家のキッチンまわりも進化したのでキッチン家電/小物編を書いてみます。

目次

三菱電機 冷蔵庫 MR-JX48LZ-RW 

新居の冷蔵庫置き場には容量700Lといった最大級の大きさの冷蔵庫も余裕で入るんですが*1、子どもいないわが家にはいらんので、10年ぶりの買い替えで背の低いモデルにしました。それでも容量470Lなのは驚きなんですが。

冷蔵庫は新技術も出てこないのでどれ買っても不満はないですね。それにしても、定番メーカーの冷蔵庫は同じ容量でも高さや奥行きの違いでサイズがたくさんありすぎ、パネルの材質やら色やら選択肢をつくりすぎ。価格のボラも高すぎで買い時の見極めは新興株より難しい。

日立 ドラム式洗濯機 BD-V9800L

これまで洗濯機は東芝ドラム式→東芝ドラム式→シャープ縦型→これ(日立ドラム式)です。新居の洗濯機置き場がキッチンにあり、風呂から遠くて残り湯が使えないことから、水量が少なくて済むドラム式がいいかなと(洗濯機置き場がキッチンにあるので、キッチン家電にまぜてみました)。

買ってよかった。乾燥機能がとてもすてきで、日立ビッグドラムならではの「風アイロン」でシャツでもシーツでもしわができない。妻の普段着も、オーダーで作ってる自分のワイシャツも、クリーニング屋さんに出すことがなくなりました。ヒートポンプ式ではないのに消費電力はさほどでもなく、設計がんばってます。乾燥一回ごとにホコリをあちこちから取りまくるのが手間ではあるんですが、干したりアイロンかける手間と比べたらねぇ。

リンナイ 炊飯専用鍋 RTR-300D1

デリシアの真ん中コンロの使い道がなく困ってたら、そこ、炊飯用に使うのがいいんですよってことで炊飯専用鍋を買ってみました。独身時代に買ったことあるんですけどね。食洗機に突っ込んだら変色でぼろぼろになったんですけど。

三菱電機の炊飯器で十分に早くおいしく炊けるからガスいらないよねーなこの頃でしたが、「お米が立ってる!」と妻にも好評です。ふたがガラスゆえ、炊飯中のあぶくぶくぶくがみられるのも楽しみです。ガス炊飯のコスト(光熱費)は、たしか電気の10倍くらいかかるんで、このくらいの差があるといいですね。

ヨシカワ シーズ・クッキング 広口ケトル 1.6L YJ1814

シーズ・クッキング 広口ケトル 1.6L YJ1814

シーズ・クッキング 広口ケトル 1.6L YJ1814

 

バルミューダの「やかんで給水する加湿器」(Rain)を使わなくなったので、やかんもちっちゃくしていいだろと、この安いけどデザインも申し分ないやかんに買い替えました。

湯沸しはティファールが定番のようですが、むかーしにラッセルホブスの電気ポット使ってた40歳代からみると「なにこのおもちゃ……」で選べませんでした。あと、沸騰はデリシアで管理できるからやかんがホイッスルとか鳴らさないように、とか気にしてたら案外と選択肢はなかったのでした。

ボダム BISTRO 電気式コーヒーグラインダー

bodum BISTRO 電気式コーヒーグラインダー ブラック 10903-01JP

bodum BISTRO 電気式コーヒーグラインダー ブラック 10903-01JP

 

毎朝のコーヒーは、コーヒーマイスター監修のもと「おいしく淹れる条件をマシンにプログラムし、限りなくハンドドリップに近い味わいを追求した」HARIO V60 珈琲王 でいれてます。「店長のおまかせ」で挽いてもらった豆でいれたコーヒーに満足してましたが、ふとひと手間加えたくなって、このグラインダーを買いました。前からメリタの電動ミルもあります。なので、ええ、衝動買いです。

このグラインダーで挽いた豆を使うと、珈琲王ご自慢の「蒸らし」工程ではちゃんとふっくら膨らんできます。それをひと目みるだけでも、ひと手間加える価値があると思ってます。

TWINBIRD コンパクトフライヤー EP-4694PW

TWINBIRD コンパクトフライヤー パールホワイト EP-4694PW

TWINBIRD コンパクトフライヤー パールホワイト EP-4694PW

 

揚げ物をやりたいけど、使う油は少なくしたいってことで買いました。本体が油ポットも兼ねているので(たぶん)、さっと取り出してコンセントにつないでちょっと待つだけというシンプルな準備で揚げ物ができます。電源スイッチ、ないんです。しまうのも、油粕をすくいとって冷ますだけ。鍋とか洗う必要もなく、感動的でした。

これで鶏肉とか鮭とかあれこれ揚げて好評でしたが、買った真の理由は、漫画「マスターキートン」に出てくる金蓮のウィスキー入り豚肉の唐揚げを再現すること。2017年にやることリスト100に入ってます。

曙産業 米とぎ棒 KT-091

米とぎ棒 ホワイト KT-091

米とぎ棒 ホワイト KT-091

 

お米は手で研ぐのがプロっぽいと信じてました。が、そもそもプロは何合も研ぐのに手でどうこうできるレベル超えてるからなんか器具使ってるだろうと思い、米とぎ棒を買いました。

漫画「美味しんぼ」の影響を受けてると、器具使って研いだご飯は「食べられたもんじゃない」気がしてきますが*2、実際はそんなことなどなくとても美味しいです。冬場でも妻がお米研ぎをするようになったのもよかったです。

藤井器物製作所 3WAY水切りボール 

藤井器物製作所 3WAY水切りボール

藤井器物製作所 3WAY水切りボール

 

お米を研ぐためのボールとして買いました。これまでは「クック膳」についてきたプラスチック製のザルを使って手で研いでました。金属だとお米に金属臭が移るんじゃないかと。いやでも、ステンレスって魚の生臭さもとれるステンレスソープがあるくらいだから、ステンレス製なら問題ないんじゃ?と納得してみました。

お米マイスターといった職人さんが精米した仁多米をいかに美味しく炊くか、みたいなことやってた独身時代ならともかく、ふるさと納税で「1万円でお米20キロの返礼品」に喜ぶこの頃なので、これでいいんです。

パール金属 ざるそば皿 H-5281 

これまで自宅で麺をゆでるのは、鳥越製粉(2009)の優待で送られてくる特製そうめんだけでした。ひと夏の休日お昼の食事が、この優待で終わります。目黒はお蕎麦屋さんにもうどん屋さんにも恵まれていたのでよかったのですが、新居では蕎麦もうどんも自炊です。というわけで、ゆで太郎などででてきそうなざるそば皿を買ってみました。

すのこかぁ……洗うの面倒そうだなと思ってましたが、洗剤を投入しない食洗機で洗えてます。

KEYUCA タオルハンガー タオル掛け | pico タオルバー 15

新居のシステムキッチンにハンドタオルをかける場所がなく、さらにオプションで用意されてるタオルバーが酷評されてて買うに買えずに困ってたところ、純正オプションより純正っぽいこの商品をみつけて買いました。

でもKEYUCAってこういうニッチ狙いアイデア商品みたいので勝負かけるブランドでしたっけ?

スマイルキッズ グレープフルーツしぼり革命

漫画「マスターキートン」で、オリンピックのメダルをめぐる男の友情を描いた回「FIRE&ICE」に名セリフ「ファイアマン!! ワインを慎め。それから……新鮮なグレープフルーツジュースを飲むんだ!!」があります。グレープフルーツをしぼって飲んでる日本人の多くは、これがきっかけでしょう。自分もそのひとりです。

IT業界にいると、革新的で、すべてが再定義され、破壊的で、世界を変えるテクノロジーに日々出会うことになりますが、ほんとどは従来製品やサービスの正統進化です。このグレープフルーツしぼりも「革命」をかかげますが、少ししぼりやすくなった便利グッズのひとつだと思うのがよいです。

*1:わが家の前には著名なグルメレポーターが住んでました

*2:米粒の大きさが不揃いだと炊きあがりに微妙なムラができて、そのムラが決定的な味の差になる、みたいな

2016年に40歳代サラリーマンが買った「いいもの」 住宅編

みんな大好き「買ったもの」「いいもの」リスト。2016年には自分は過去10年で6件目のマンションを買ったので、不動産と住宅設備編を書いてみました。2016年の不動産市況は、特に都内マンションは惨憺たる状況だったようです。そんなときに買ってしまってよかったのだろうかといまでもたまに思うわけですが、買い時、売り時なんてだれにもわかるものではないんです。と、言い聞かせてます。 

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番町のマンション

2012年に買った目黒のマンションに永く住むつもりだったので、これは衝動買いです。住宅を買うときは、うんうん唸りながら決めるんじゃなく、直感でいいと思ってますから自分にとっては正しいんですが。内見したいという電話から審査、売買契約まで1日で完了できるとわかったのも収穫のひとつです。新築の番町アドレス物件はいまや坪600万円とか条件よければ坪1000万円……。いくら中古マンションが安いとはいってもまともに考えてたら買えませんがな

サラリーマンにとって千代田区、特に番町アドレスのマンションはゴールだと思ってます。10年は住みたいですね。

リアリティアミラー

新居の玄関は明るい素材で統一されていて、鏡が青っぽくみえるとやだなーで姿見はリアリティアを買いました。工事担当者はともかく、お店の対応と鏡はとてもよかったです。

自分は壁の全面を鏡張りにしようと思ってたところ、妻がつよーく推した小さめサイズに変更。450x1500mmです。余計なモノが写り込んだりして「うるさくなる」こともなく、壁に手をつけるスペースも残って大正解。鏡にも正しいサイズってのがやっぱりあるもんです。

リンナイ デリシア

ビルトインガスコンロでおなじみのデリシアです。新居のキッチンには標準グレードのなかでは上位モデルのコンロがついてましたが、迷うことなくデリシアのクリアホワイトミストに交換。工事費諸々税込で14万円弱。五徳はステンレスとホーローが選べて、もちろんステンレス。ココットやココットダッチオーブンがあると、全自動で調理してくれるのも便利、便利。

実家では東京ガスのOEM、たぶん初代モデルを前から使ってます。これで外食の回数が減り、妻と料理を楽しむ時間も増えます。ダイヤルくるくる回してピコーとかピピーとか言わせながら。麺ゆでも全自動で吹きこぼれることなく、グリル料理も手間かからず。ほら、目を離してジュワわ~とか吹きこぼれてたり魚焦がしてると、脳のなかはかなり険悪感情になるでしょ。それが、なくなる。おかげで、ふるさと納税の返礼品に鶏肉や豚肉、魚や野菜などを積極的に選ぶようになりました。

LIXIL INAX サティス Sタイプ

新居のトイレも、入居前にINAXのサティス Sタイプ SR8Aグレードに交換しました。工事費諸々税込で21万円強。INAXのサティスはTHE TOKYO TOWERSの標準設備でしたが、こちらは2016年に出た、デザイン一新のモデルです。トイレはINAXのサティスとパナソニックアラウーノTOTOのネオレストから選ぶわけですが、2016年はサティス一択だったような。世界最小のタンクレスなので、これ以上トイレ内をすっきりさせようがありません。どんなに高価でもよいならGROHE センシア アリーナがあります が、こちらもベースはサティスのはず。

自動でフタが開いたり閉まったりするフルオート便座は必須、森のせせらぎとか音楽とか奏でてほしいとなると最上位(S8)になるのですが、実売での価格差はわずかなので最上位一択でした。

TOTO 台付自動水栓 発電タイプ 単水栓

新居のトイレの手洗い用水栓は、水流だけで発電するかしこい自動型に交換しました。TOTO 台付自動水栓 発電タイプ 単水栓 TENA12AWです。工事費諸々税込で6万円弱。

手を蛇口の下にかざすと水が出て、ひっこめると止まるという、説明するまでもない機能がついてます。できることに対しては安いと信じますが、投資対効果は正当化できるものではなく、自己満足です。

パナソニック エアイー

新居には広めのシューズインクローク(SIC)があります。SIC、10年前にはまだ流行ってたんですね。和室と同じく、近ごろの新築ではほんと見なくなりました。この広さの密室空間の臭いとりは木炭おいてどうこうできるレベル超えてるので、天井埋込型ナノイー「エアイー」をつけてもらいました。

スイッチもなく常時稼働ゆえ効果はわかりにくいんですが、山手線の新型車両にもついているくらいなので実際に効果あると信じてます。少なくとも、イヤなにおいがしたことないです。工事費諸々税込で3万円弱、月の電気代も60円。ウォークインクローゼットにもつければよかったな。

パナソニック ラフィーネア コンセントプレート

これはあまり人に教えたくないライフハックなんですけど、5000円と手間かけてすべてのコンセントやスイッチプレートをラフィーネアシリーズのスクエア+ウォームシルバーに変えるだけで、中古での売り出し価格を1000万円アップできます。うそのようでほんとの話です。

2016年に40歳代サラリーマンが買った「いいもの」 デジタルデバイス編

みんな大好き「買ったもの」「いいもの」リスト。自分もたくさんのデジタルデバイス(今風にはガジェットというのか?)を例年どおり買ったので、まとめてみたい!と書いてみました。長持ちするものを吟味するというより、使い方おぼえるの面倒だから寿命長そうなものをと選びがちなのは、43歳という年齢のせいなのか。今年もアマゾン、ヨドバシ・ドット・コムには特にお世話になりました。

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シャープ WG-S30B

仕事では、Filofaxのシステム手帳とカランダッシュのボールペンの 銀座伊東屋で揃えた10万円する組み合わせ で10年近くとおしていました。形から入るんです。10年前はソニーCLIEとのセットでそれほどかさばらなかったのが、いろんなデバイスや水筒を持ち歩くようになり、43歳のせいか「重いなー」となり、2016年の頭に思い切ってシャープの電子ノートに変えました。カバンを軽くするためだけです。

1年間、ほんとにこの電子ノートだけで仕事してきました。よくできてます。でも、「紙に書く」感触とは遠すぎなんで、2017年は紙の軽いノートと軽いボールペンに変えようと考えています。モレスキンってやつ買えばいいんですよね。仕事はIT業界どっぷりなのに「ITを拒否する姿勢は尊敬を集めるだろう」なんですよね。

Dell XPS15 9550

2015年に妻に贈ったXPS13 9350がとてもよくて、2016年の頭に自分用としてXPS13の兄弟機であるXPS15を買いました。デザインやつくりがすばらしく、4Kディスプレイ、4コア8スレッドプロセッサーにGeForce GTX 960M、16GBメモリ、512GB PCIe接続SSDのスペックなら、これ1台だけで5年は使えるでしょうと。

いまのところ4Kディスプレイを効果的に使おうにもWindowsのスケーリング機能がいつまでたってもダメで(マイクロソフト、わざとなのか?)、外付けのディスプレイをつないでアームに乗っけたりするようになりましたが、その様もなかなか未来的で気に入ってます。あとは、先どった機能が多いからかBIOSデバイスドライバが安定せず、今年はしょっちゅうアップデートが必要でつかれました。

確定申告でFXの経費にしようとの目論見は、儲けどころか大損マイナス300万円超なので意味なさそう です。

Dell Dock WD15

Dell XPS15をもっともシンプルに拡張する小さなボックスです。XPS15にUSB Type-Cのケーブル一本だけさすだけで、GigE、HDMIやDisplayPort、オーディオ出力に加えて給電までできてしまうという優れもの。

HDMIでもDisplayPortでも 4Kでの出力が30Hz なのは要注意です。公式サイトのどこかに載っているスペックはDisplayPortなら60Hzいけそうな書き方なのが実はできないので、海外の掲示板ではちょい荒れでした。ちなみにXPS15本体のHDMI出力も4K 30Hz止まりなので、なんとか4K 60Hzを出せるデバイスが欲しくなるんですなぁ。

ASUS Chromebook Flip

初めて買ったChromebookバイスです。Dell XPS15にしてからしょっちゅうデバイスドライバーとBIOSの更新があって、ツールとして使ってるよりデバイスのメンテにばかり手間かけてるんじゃなかろうかに陥り、シンプルなツールも欲しいよねと買いました。Playストア経由でAndroidアプリが使えるようになったChromebook、2017年は流行りますね。

親指と人差し指の2本だけで楽に持ち上げられるほど軽くてバッテリーは丸一日充電いらず、メンテいらずで安定してるのでまさにツール。Windowsを使ってる作業の9割はChromebookに移せます(なぜかFlipが動作対象外になったマイクロソフトOfficeが、またFlipでも使えるようになれば!)。親にもWindowsとかでなくChromebookでいいんじゃないかと思ったり、40歳代の自分が「デバイスをいじる」ことよりメンテが楽なことを喜ぶなんていかんよなーと思ったり。

Anker SoundCore mini コンパクト Bluetoothスピーカー

スピーカー利用がメインながら、マイク内蔵なので「iPhoneみんなで囲んで緊急電話会議」みたいな、ちょっとシュールなあるある場面でも使えるかなと。

iPhoneとペアになっていると、ボタン長押しでSiriが起動するのもよいです。スピーカーの音の広がりもすばらしく、本体の手触りもすてきで、こういったデバイスを2000円でポンポン出してくる中華ベンダーを心底尊敬します。

Anker SoundBuds Sport NB10 スポーツ用 Bluetoothイヤホン

新居のルーフバルコニーで筋トレするとき用に買いました。体動かしてると頭が冴えわたる瞬間があって、その瞬間に思いついたアイデアを耳のそばのボタンいじってSiriを起動して(Hey! Siri!では起動しない)リマインドして!で「降りてきた何か」の記録とるのがかっこいい と思ってやってます。あとでリマインダーみても「なんだっけこれ?」でデリートしちゃうんですけどねぇ。

Anker PowerCore 20100

バイルバッテリーなんて重い物はふだん持ち歩かない(持ち歩けない)ので、ほとんど使いません。災害などのいざというときの備えで買いました。

Anker PowerPort Speed 5

充電するものが増える一方で、10口あるコンセントバーもアップルのちっちゃくて白いACアダプターでいっぱいになったので、ひょっとするとUSBポートがたくさんついた充電器みたいなものがあると便利じゃなかろうかと買いました。

アイ・オー・データ機器 ポータブルHDD

PCのバックアップ用に1TBのUSB接続ハードディスク(HDPF-UT1.0WC)を買いました。PCにソフト(Sync Connect)を入れておけば、PCのUSBポートにこれを差すだけでわずかな時間で外部へのバックアップが完了という、手間いらずの運用がよいです。何も考えずとも世代管理されててリカバリも簡単だし、そもそもリストアしないでデータにアクセスできるしね。NASクラウドなど片っ端から試してきましたが、今年は昔ながらの運用に戻りました。

アップル Apple Watch Series 2

腕時計は2015年にクロノスイスからセイコーのソーラー+電波式に変えたばかりでした。ボーナスシーズンになると機械式の高級時計の広告が多くなるけど、男の持ち物への特に優れた審美眼をもつ女の子がいるお店 などにはいかないから、いらんよね。妻にはブレゲ買ってあげたりしてるけど。ともかく、運動やら健康管理のモチベーションを高めたくてApple Watchにすがることにしました。

38mmシルバーアルミニウムケースとパールウーブンナイロンバンドというモデルで、一番やっすいモデルだと思いますが、Suicaが使えるのはもちろん、iPhoneの通知やSiriや電話もApple Watchで受けたり対応できるのが想像以上に便利で手放せなくなってます。LINEのスタンプ返信も簡単だよ。LINEといえば、この頃はApple Watchと連携する「myThings」で、文字盤のボタン押すだけで家族グループに「いまオフィス出たー」とか送れて地味に便利。でも電池がもうちょっと持つといいね。

Moobom Apple Watch スタンド 充電ケース

つけてるときはいいけど置き場に困るApple Watch。安くてもいいやと買いましたが、期待を下回ることも上回ることもなく、便利に使えてます。

マイクロソフト GU5-00014 Universal Foldable Keyboard

iPad miniだけでブログを書こうと思ってた頃に、キーピッチあるキーボードなのに折りたためて軽くて薄くて打ちやすくて、こりゃいいんじゃないかと買いました。スマホ世代ではないんで、フリップで長文とかムリなんです。マイクロソフトのデバイスなのにiOSAndroidへの対応をうたってます。どろどろの訴訟合戦をしていた殺伐とした時代が懐かしい。

ブログ書かなくなったのとChromebookのおかげで、出先で仕事のメール返信をすばやく済ませるためのツールになってます。iPad miniと相性がとてもよく、iPad mini用の「使える」Bluetoothキーボードを探すとUniversal Foldable Keyboardに行き着くと思います。

ワイモバイiPhone 5s

大きな声では言えませんが、格安SIMにはついていけません。どれを選べばいいのやら。詳しいひとにきくと「フリーテル」というのを選べばよいようですが、佐々木希がイメージキャラクターなのもいいものの、ウィルコムのCMに出てませんでしたっけ。

ワイモバイルのiPhone 5s父親や母親でも間違わずにセットアップできる、気合の入った大型パンフレットがよかった。アカウント作成やバックアップの設定はもちろん、スマホでショッピング体験みたいのもYahoo!ショッピングで1円商品を用意するとか見事な誘導をしてて、感心しました。

ソニー Cyber-shot DSC-RX100M3

このカメラで住んでるマンションの部屋と景色を撮って売り出したら高く売れました。室内写真は業者には一枚も撮らせず、自分で撮ってわたすが基本 です。いまや、一枚の写真のできがマイソク(不動産屋さんに行くとたくさん出てくる一枚物のチラシ)の反響を左右するんです。

2011年に買ったオリンパス XZ-1が5年たったのであと5年使えそうなコンデジを探したところ、オリンパスには継承モデルがなく、そのうえコンデジ界隈は「ソニーのRX100シリーズを買っておけばよい」という風潮だったので流されておきました。その機能がいるとかいらないではなく、EVFやバリアングル液晶がこのちっちゃな筐体につまってることがM3を選んだ理由です。

HandLinker Extra Carabiner

RX100用に買ったストラップです。

Adobe Photoshop Lightroom6

デジカメ写真の現像はSILXYPIXだったのですが、元祖も使いたいなと買いました。Adobeはほとんどのアプリがクラウド型で提供されるようになってて、パッケージ版を選ぶことに一抹の不安がありましたが、不安に思ったことは100%現実になるようで、いくらアップデートしても「かすみの除去」機能への対応はないようです。

MacBook 1.2GHz 12インチRetina 512GB ゴールド MK4N2J/A

あー、「いいもの」ではないかな。キーボードがねぇ。三菱電機Pedion初代モデルのキーボードを使ってたんだぞ!でキーボードの評価低めでもあまり気にしない自分なんですが、ダメでした。デバイスとしては超一級品なのですが、ツールとしてあわなかったゆえ買って1週間でヤフオクに出しました。

そういえば、KickSharkで申し込んだ189米ドルのHydraDock、まだ届かないですねー。何度も「少し出荷したけどクレーム多くて困りちゅう」「そろそろ資金がどうにかできそう」「本格出荷は目前」といった報告が繰り返され、住所変更もして、もう1年が経つわけですが。とっくにMacBookは手元にないので、届いてもたたき売りなのですが。

news.mynavi.jp

VR BOX SHINECON

これも「いいもの」にするには勇気がいるんですが、VRを手っ取り早く体験するために買い、目的どおりVRを手っ取り早く体験できたのでよかったです。iPhoneはめて使ったの1回だけですが、それで「こういうものなのね」と分かった気になれます。

シャープ デジタルコードレス留守番電話機 JD-BC1CL-T

ソフトバンク光の契約で、割引を受けるためには電話契約も必要というソフトバンクにありがちなワナにはまり じゃあ電話機もあったほうがいいねーで買いました。

実は本体が2台までのスマホBluetoothでペアリングできるので、室内のどっかにころがってるスマホに電話がかかってくると、リビングの電話が鳴って受話器でとれちゃいます。これ、とても便利。ソフトバンク光の050番号に電話なんてかかってこないけど、スマホの受話器として使えるなら電話機もムダにならないわけです。充電台にしっぽが生えてて、それ使って室温を表示できるのも地味に便利。

富士通 ScanSnap S1300i

スキャナなど実際めったに使うものではなく、スマホのカメラ機能で証明写真も送信できるし、ほんとに必要になってもコンビニのコピー機でスキャンもできるこの頃ですが、領収書などを電子保管するためにe-文書法対応スキャナがほしいなと買いました。

関連の話題で、2017年2月の確定申告からe-TaxICカードとリーダーがいらなくなり、スマホ認証でOKになるはずだったのがいろいろあって延期になってるのが残念。e-Taxでの申告は一度やったことがありますが、引っ越し好きには面倒でしかない制度でした。

Panasonic BQ-CC55

エネループ用の充電器です。エネループをはめるとピコピコLEDが点滅して残量を赤、黃、緑で表示してくれるのが便利です。充電も速い。コイル鳴きという「みゅーーーん」って音が出っぱなしなのがパナソニックらしくなく残念です。この辺は、いまや中華ブランドの方が優秀かな。

Bose QuietComfort 35 wireless headphones

現職に移ってから出張がなくなり、ノイズキャンセリングものからも離れてました。が、新居では休みの日に仕事部屋をオープンにすると食洗機や洗濯機やエアコンの音がわーわー聞こえてくるので、あーこれはノイキャンの出番ですよねーと買いました。

あちこちで書かれているように、長時間利用ではいま最強のヘッドフォンでしょう。非公式ながらBluetoothAAC対応なので(apt-xとLDACには非対応)、音質重視ならiPhoneとの組み合わせがよいのかな。iPhone以外とはSBCで接続されているっぽいので。

Google Chromecast

初代のChromecastのケーブルが銅線むき出しになっていたので、新モデルに買い換えました。5GHz対応で無線LANが安定した……のかな。初代、新モデルとChromecastは妻がdTVで海外ドラマを1200本みるために使ってましたが、Amazonのプライムビデオに完敗しdTVを解約したので使い道なくなり困りちゅうです。

Loctek モニターアーム ノートパソコンスタンド D5DL

LGの4KディスプレイとDell XPS15の両方をアームにのっけたくて買いました。ディスプレイアームはこれで4個めか5個めですが、だんだんと安くなって、使いやすくなっています。

ノートPCを乗せる側のアームは下にさげても「ぷしゅしゅー」とすぐに上にいきたがるので、調整ネジを思いっきり締めるのがポイントです。

東プレ Realforce108UBK

スマホとかで長文打てない40歳代はキーボードにこだわります。ここ10年、ずっとテンキーなしのキーボードを使ってきましたが、本気でビジネスモデリングをしてみたくなり、数値入力重視でテンキーつきを選んでみました。

打鍵感は……新卒でお世話になった会社でThinkPad 600を支給されてた自分にとっては、どれも最高とは言いにくいんですが「すばらしい」かなぁ。と、書きながらThinkPad 600を検索して価格が57万8000円したことを知って驚きちゅう。

ふるさと納税と確定申告、その年に引っ越しをしたひとがとるべき行動とは?

ふるさと納税の最大のメリットは「確定申告によって寄付の金額を控除でき、お金が戻ってくる」ことでしょう。そのために必要なのが、確定申告だったりワンストップ特例の申請なわけですが、「どこかの自治体にふるさと納税をして納付証明書をもらった後に引っ越しをした」場合については、決まり事がなさそうなことが分かりました。

自分は今年、11の自治体にあわせておよそ25万円の寄附(ふるさと納税)をしました。2016年の6月までに5つの自治体に寄附をおこない、7月に新しい住まいに引っ越してから年末までの間に6つの自治体に寄附をおこなっています。なかには10万円を寄附した自治体もあり、これで寄附総額はおよそ25万円です。

自分の場合、この25万円の支払いが確定申告をすることでほとんど還付されて、わずか2000円の支払いになる算段です。そして、確定申告における寄附金控除では「受領書等の添付必須」ですので、納付証明書はとても、とても大切です(e-taxでやるなら添付はいらんけどね)。

じゃあ、その受領書をもらった住所が確定申告する時点の住所と違ったらどうなるのか。何もしないで税務署に納付証明書を貼付して出せばよいのか。それとも、各自治体で住所変更手続きが必要なのか。とても、とても気になります。

まとめサイト的なもの」は信用してはいけない空気になっているこの頃ですから、自分で各自治体にメールやフォーム経由でたずねてまわったところ、どうやら「指針はない」よいです。うむー、一番困る結論になりましたなぁ。

  1. 自治体G、O「納付証明書には住所欄を設けていないのでそのまま提出してください」
  2. 自治体Y「特に問題はないはずですが、希望に応じて再作成します」
  3. 自治体T「一緒に住所変更を証明できるような書類を添付して提出してください」
  4. 自治体M「新住所宛に新しい納付証明書を送るので旧住所の証明書を返送してください」

ともかく、夜中の1時にメールの返信をいただいたり、夜の9時に電話いただいたりして、この年末の申請集中でくっそ忙しいときにほんとありがとうございました。

まとめ。ふるさと納税をしているひとが引っ越しによる住所変更をし、かつ確定申告をする場合は、ひとまず寄附をした自治体に問い合わせてみるのがよいでしょう。統一した指針はないようです。

2017年は、不動産の買い場らしいです(※)

※ただし、キャッシュ支払いに限る

不動産屋さんに、近頃の中古物件の動向なんぞを聞いてみました。妻と自分とで何度か取引があり、いまの住まいから徒歩で行けてしまう不動産屋さんにウチに来ていただき、お茶飲みながらです。ひとまず動きがマズくなっているのは変わらずで、さらに来年、2017年は体力のないリノベ再販業者がばたばた倒れて在庫物件が放出、それに引きずられて区分ワンルームなどの収益物件も安価に放出されると予想しているとのことでした。業界ではとっくに話題なんでしょうけど。

というわけで、その不動産屋さんに100万円から500万円くらいの都内、都下ワンルームで条件にマッチする打診があったら、妻と自分に紹介してもらうことになりました。支払い? キャッシュですな。

もともとは、妻が賃貸出ししている区分で退去があるので売却したい、って相談だったのですが「金まわりに困ってなければ、客付きがよくて取得時期もいい物件なので売らずにとっといてもっと稼がせましょう」で終了(いいのか?)。いつもどおり、そこまでしてくれなくてもってくらい調べてくれて資料も持参のうえでです。まあ、不動産屋さんとの打ち合わせは持論とかネットで得た知識を披露する場ではなく、良好な関係を築くことがほぼ唯一の目的ですから、そんなんでいいんです。

それより2017年から、「キャッシュのあるひと」に限ってはアベノミクス以降で最大の買い場が来ると予想しているという話がメインになりました。

その不動産屋さんがそもそも本業はリノベ再販業者で、彼のメイン業務は仕入れなんですが。リノベ再販のビジネスモデルは、市場価格と同じ価格で古い物件を取得、お金は金融機関から金利3%くらいで100%借り入れ、取得価格にリノベ費用と諸々の費用と利益をのっけてエンド向けに売りに出すというシンプルなものです。その仕入れ担当ですね。

3、4年前まではすばやく現金化できるメリットを訴求して取得価格は2、3割程度は安くできて、金融機関からの紹介もあったのが、競争激化と「リノベすれば、その分だけ高く売れる」が定着したことで、仕入れも「即金かつ市場価格」に変わってきたそうで。そして、数か月前からメガが目に見えて金を貸したがらなくなっているという。融資をとりつけられなくなれば、不動産はますます売れなくなり、先安観が定着していきます。リノベ再販業者のビジネスモデルは崩壊ですな。流れにあわせて、いまは仕入れを極端にしぼっていると。

そんなビジネスなので区分ワンルームなどは扱わないのですが、仕入れ担当ゆえに情報だけはたくさんきて捨ててるだけ。レインズとか登録前のちゃんとした川上情報が、彼らにとってはゴミなわけです。「それじゃ、そのゴミ情報ください!」と。先日も八王子で100万円のワンルームが出たけど半日で成約とかで、即断、即金、即契約の世界で「なにやらプロっぽい」んですが、妻も自分も「おもしろそー!」と直感で動いてしまうわけです。指値とかできるくらいメンタルも鍛えなきゃねーとか。

サラリーマンが「不動産の魅力はレバレッジにあり、借金しやすいサラリーマン属性を100%融資に活かせ!」なんてのを鵜呑みにして一棟を買ったりすると、税金で数年で即死できたり、転職や早期退職の選択肢がエラくせばまったりします。もちろん、税金や転職をうまく乗り越え、定年退職を迎えられても安心できません。退職後の不動産キャッシュフローつくって、何もしなかった場合と比べてみて愕然とします。さらに、政府の意向だろうがなんだろうがとにかく不動産への融資がおりにくくなったら、出口戦略も完全崩壊です。「お金から自由に」の真逆を突き進むことになるんです。

でも、キャッシュならいいかなーと考えてます。この甘い考えがすんなり成功するとは思ってませんが、これまでもローンの選択や物件選びや担当者との付き合い方で失敗はたくさんしてきてますし、許せる範囲でまたたくさんの失敗を重ねればいいだけのことです。

川上情報も、実際はゴミ99%でしょう。でも、ここからスタートできることがそもそも幸せであり、楽しそうであり、ひととひととのつながりもでき、ネットやレインズにへばりついてるよりお宝に出会える確率は高まりそうです。

レバレッジも、借金そのものが悪なのではなく、レバレッジ投資の闇に眼をつむり、コントロールの経験もないくせに光ばかり見ているのがよからぬことなんですな。税金の対象になる所得の考えがサラリーマンの常識とはぜんぜん違いますしね。不動産への融資が厳しい冬を耐えて、融資が雪解けしてきたころに借金してオフィスビルやらなんやら資産を取得できているのがお花畑パターンですが、さて、どうなることやら。

マンション買って幸せになるにはどうすればいいのでしょう その5

今年で目黒の超築古を買ってから5年目を迎え、気取りのない古い部屋には変わらず多くの同僚や知り合いが訪れました。部屋に入ると新築とさほど変わらんわけですが、外はところどころボロくて、その完璧じゃないところが30歳代、40歳代のいろいろと経験重ねてきたひとをひきつけるのか……単に「KARIの家ではお気楽に過ごせる」ってことなんでしょうね。ワイングラスよりビールジョッキがお似合いというか。

THE TOKYO TOWERSのときは、みんなどこかのホテルに行くように「湾岸タワマン」に来てたんじゃないかな。初めてコンラッドグランドハイアットに泊まったときのような、妙な緊張感もありますよね。ホストからも「おれ、すげーやろ」オーラがだだ漏れしてて、いろいろ自慢したそうだけど自分からは自慢してこなくて、めんどくせーなーとか。

さて、土地勘ゼロだった目黒にもだんだんとなじんできました。割烹やいくつかのお店では名前で呼びあい席に着くと勝手にいろいろ出てくる常連になっていて、マンションではビアデッドコリーを飼うお隣さんとは変わらずよい関係でした。妻も自分も着る物はだいたいご近所のオートクチュールのお店のオーナーに頼むようになり、自分はスーツの生地はゼニア、コートはロロピアーナになっていきました。たぶん、こんなんが目黒っぽい暮らしなんですなぁ。

でもね、またマンションを買ってしまうんです(2015年に、買って売ってをもう1件やっちゃってますが、それは別記事で)。

先に、「また買ってしまったマンション」の売買契約までの流れを書きます。ある土曜日の朝9時に「この中古、見たいんですけど」と不動産屋さんに電話、10時半に内見、13時に買付いれて18時に売買契約を終えたという、なんともめくるめく展開でした。移動時間や書類作成や重説の時間を考えると、これ以上の時間短縮には法改正と、なんとかテックみたいなテクノロジーの革新が必要でしょう。ローン事前審査は電話で5分、手付金は後日でOKという荒業をやってのけ、ともかく一日ですべて完了しました。

場所は、市ヶ谷駅とか麴町駅とか半蔵門駅とかの、いわゆる「番町エリア」。アルファグランデ千桜タワーのモデルルームで商談して、「千代田区の駅近」はいいけどこの価格はほんとに神田エリアかつ定借の相場なの?と妻と自分が疑問をもったのが出発点でした。商談の翌金曜日夜に、三番町の中古物件「ローダム三番町」を内見し(「ザ・パークハウスグラン三番町」の真正面にあります)、ここはペット不可で条件あわないけど(後付けで言われました)、番町エリアの中古はサラリーマンにも手が届くとの確信を得ました。

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そして、ローダム三番町から半蔵門駅に向かう夜道で、妻が「ここなんてどうかな?」とiPhoneでみせてくれた番町物件を、翌朝電話して内見することになりました。電話した不動産屋さんとはこれまでに中古を2件買い、賃貸管理も2件お願いしているというつながりもあって、電話一本であれこれ気楽にお願いできるお付き合いで、さらに、この番町物件のリノベ販売の「元締め」、つまりは直接の売主でもありました。偶然ってあるものですね。

その番町物件は、自分が新卒で入社し、5年間勤めた会社のビルの隣にありました。偶然って重なるものですね。会社はだいぶ前に引っ越してますが、土地勘あります。ここ、ほんとにすてきな場所ですよ。そのうえ部屋からの眺望もイイ。土地柄あたり前とはいえ設計は名門、施工もスーゼネで問題なし。細かくは書けないけど、部屋のあらゆる点がツボ。まさに、「ここ絶対ほしい!」物件ですな。

ただ、「ここ絶対ほしい!」だけで買う必要があるのか? 捻じ曲げた後付けロジックでOKだからといって、そんなポンポン買っていいものなのか? 偶然に偶然が重なったからといって何か特別な気分になっていやしないか?

ま、だからこそ、いいんですな。直感とてきとーなロジック、そして何らかの物語と勢い。これらが人間の本質であり、進化の動機なんですから。

都心に暮らす妻も自分も、マンションの「借りる」にこだわりはありませんし、むしろ積極的な「借りるべき派」です。もちろん、金融リテラシーはふたりとも素人のなかでは高い水準です(言い切る)。借りた方が得か、買った方が得かといった観点の「永遠の論争」があるのも理解しますが、これは「買ってもらわないと困る」勢力のマーケティングに過ぎません。私たちが住むようなこの国のマンションは「借りた方が得」でとっくに決着はついてるんです。借りた方が得、借りた方が賢い、借りた方が合理的、借りる方が正しいのです。

なぜ買ってしまうのかといえば、人間には非合理的な行動をする自由があるからです。そしてそれを幸せに感じるからです。いやほんと、この国でマンションって買うものなのかと。手元にあるお金で「いい部屋」で暮らしたいなら、それを実現する「よりよいスキーム」はいくらでもあるんです。なぜわざわざローン組んで買っちゃうのか、その思考に合理性はまったくないんです。